先日、MINIに乗って新横浜にいったのですが、自走式の駐車場の4階にとめて用を済ませ、戻ってきてエンジンをかけようとすると、かからない!!セルはまわるのですが、そこから先に進まなくなってしまったのです。
実はしばらく前にも同様なことがあって、その際はなぜかタンクからエンジンへガソリンを送る途中にあるリミッターが働いていて、ガソリン供給がカットされていたのでした。これは衝突などの大きな衝撃があった際に働くものなのだそうです。それで、この時はそのボタンを押すことで復旧して、エンジンもかかったのです。
なので、きっと同じだろうと思いそこをいじってみてもまったくかわらず・・・。
そこで、いきつけの都筑にあるショップに連絡して状況を説明して、考えられることをいろいとアドバイスを受けつつ、試行錯誤してみました。一番可能性が高いものとして、ヒューズ切れということがあるそうで、いろいろケーブルを引っ張りだして確かめたのですが、切れてはなさそう。ショップのメカニックのかたもその他いろいろと考えてくれたのですが、八方ふさがりとなり、電話で解決は不可能のという結果に。なので、なんとか持ち込まなければ、ということになったわけです。
とりあえずJAFにレスキュー要請。ここは駐車場ビルの4階。天井も低いしひっきりなしに車の出入りもあり、迷惑になること必至、ということで、ブルーになっていたのですが、予定よりも20分ほど早く到着したロードサービスの隊員の方はとても親身になってくれたのが救いでした。
とにかく車を駐車場からださないことには話が始まらないため、駐車場の係員にもお手伝いいただき、ギアをニュートラルにして、押してだすことに。幸いにも1階までずっとゆるやかなスロープ状の駐車場だったため、案外スムーズに出て行くことができたのが不幸中の幸いでした。音もなくするすると動く様子は、はたからみるとさぞ不思議な光景だったことしょう。ハンドルを握っていても、妙に面白かったというのが率直な感想でした。
その後、JAFのレッカーにつながれたのですが、前輪だけのっかって斜めの状態のまま、われわれ夫婦はMINIの運転席と助手席に。う〜ん、これはさすがにさらしものって感じで恥ずかしかったですね〜。
そうこうして行きつけのショップまで運んでもらい、すぐに見てもらったところ、どうやらFUELポンプが破損していて、タンクからガソリンを送り出せない状況だったとのこと。そうそう壊れるものではないそうですが、運が悪かったということですね。
なんやかやと大騒ぎで午後の予定がすべて狂ってしまったのですが、ミニのショップの方々、JAFのロードサービス、そして駐車場の係の皆様のあたたかいご支援のもと、無事になおって家に帰還できました。なにはともあれ、ほっとしました。
この場をかりて、関係の皆様には厚く御礼申し上げる次第です。