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建築家との家作りはひとまず終了。このプロセスで思うことやら、住んでからの感想とか、まったく関係ないことまで、色々と連ねてみようかと。過去記事へのコメント/TB、お待ちしてます!
by finzi
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1年目の補修作業/いい家にするために
今日は、昨年12月に行われた1年点検に基づく、補修作業が行われました。
生活に支障がでるほどの大きな不具合はありませんが、四季を経験し、その間に木が湿気を含んだり乾燥したりして伸縮することにより、例えば幅木と床の間に隙間ができてしまったりしていたのを、できる限り修復するというといったことがメインでした。
その他、外にしいているテラコッタにひびが入ってしまっているところがいくつかあり、これを交換したりといったところですね。

1年目の補修作業/いい家にするために_b0007893_0202642.jpgリビングとダイニングの間にたつ黄色く塗られた壁も、あらためて塗り直してもらいました。

1年目の補修作業/いい家にするために_b0007893_0204385.jpg木と壁の間も隙間ができていましたが。。。

1年目の補修作業/いい家にするために_b0007893_021357.jpgきれいに塗り直したりすることで、目立たなくなりました。それにしてもやはり、木は生きている、というのが実感ですね。

今日は現場監督以下、いろいろな職人の方総勢10名近くに作業していただきました。
ある職人の方が、「すごい綺麗だ」「引き渡しの時と何にも変わってないよ」といったことをおっしゃってくれました。わがやは子どもがいないので、それが一番大きいとは思うのですが、お世辞半分でもそういっていただけると嬉しいものですね。その方も、嬉しそうに話してくれて(と思う)いたので、それがまた嬉しく思いました。

garaikaさんの、いい古い家「ターシャの庭」「ターシャの家」といった最近のエントリーで、「いい家とはどんな家か」ということが論じられています。
その中では、新築時のスペックの高さがいい家ということではなく、設計や施工においては住まい手の資質・将来のことが読み込まれていること、そしてそれを受けた住まい手の「いい暮らし方」のもとに長い年月の積み重ねによって「いい家度合い」が高くなるのでは、ということが記されています。

まったくその通りだと思います。当たり前ですが家作りは一人ではできません。設計者、施工者、そして住まい手の共同作業だと思います。
かつてMINIと家作りとという拙い建築論(?)をエントリーしたことがあります。今回、garaikaさんの記事を読んだことで思い出して久しぶりに読み返してみて、われながらちゃんとしたことを書いているなあと思いました(笑)。

この時の思いはこれからもずっと大切にして行って、10年20年と経過した時、あらためて「いい家だなあ」と思えるように努めたいと思います。
by finzi | 2006-02-05 01:15 | 家作り | Comments(4)
Commented by easternsky at 2006-02-05 09:33
finziさん、設計事務所、工務店さんと良い関係が保たれていれば、点検・補修も本当にスムーズに運びますよね。某○▲■で建てた家なんかだと、補修も思うようにいかないようで、ご近所に、入居早々、ガレージが雨漏り。でも、補修してもらえず、今ではガレージ内が黴だらけ、というお宅があって、本当に気の毒だなあ、と思ってしまいます。

さて、シー被害の件。本当に頭痛がします。私の場合なんか、犬飼い同士はお散歩中に会釈しますよね?いつも挨拶している人がシーかけてる可能性も高いので、余計に複雑、、。で、finzi邸なんですけど、区で配布している札(オレンジ色のですか?)だと、見慣れていて、その札にめがけてシーをさせてる人もいるくらいです(目撃談)。お手製にして「○○」と自分の名前を入れるとまた違うかな、と思ったり。是非、一緒に対策を考えましょう!
Commented by finzi at 2006-02-05 22:55
esさんどうもです!
いちおういまのところは良い関係は築けてるのでしょうかね。今後もそうあれるようにしたいですね。某○▲■ですか。それはひどいですね。

シーの件、まさにそのオレンジです。区からもらったの。そこめがけてですか。完全にけんか売っていますね。はあ。。
おっしゃるように、まったく無頓着な人も多いんでしょうね。そうなるとほんとどうしようもないですねえ。
ぜひ考えましょう!
Commented by garaika at 2006-02-06 22:21 x
いろいろとりあげてもらってありがとうございます。

「MINIと家作りと」をあらためて読ませてもらいました。
車のことは詳しくないですが、MINIがかもしだす「手作り感」は好感を持っております。
持ち主にフィットさせやすい感じがするんですよね。
あまりにシステマチックに作られていると、車でも家でもオーナーがモノに合わせている感じがしてしまいます。

使用者にフィットして「使い込む」ことのできるモノって、やっぱり持ち主の味が出てくるんですよね。

それはそうと、今回のエントリ、いい工務店であることがよく伝わってきます。
Commented by finzi at 2006-02-06 23:49
garaikaさん
拙文お読みいただき恐縮です。MINIはいい車ですよ。本当に原点に近い気がします。そして、オーナーによって本当にカラーが違うんですね。一つとして同じ物がないといってもいいでしょう。まさに個性がでます。
それが自然にできる器としての車ってそうそうないんじゃないかなと思ったりします。

工務店関係者の皆さん、気持ちよく仕事してくれてます(多分)。とりもなおさず、建築家とも良好な関係が築けているのだと思います。こちらはそのおこぼれに預かっているのかな。いずれにしても、ありがたいです。
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