建築家との家作りはひとまず終了。このプロセスで思うことやら、住んでからの感想とか、まったく関係ないことまで、色々と連ねてみようかと。過去記事へのコメント/TB、お待ちしてます!
by finzi
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前川國男建築展/東京ステーションギャラリーにて
10日金曜日、会社は有休をとって休み東京駅界隈に行ってきました。
一番の目的は、東京ステーションギャラリーで開催中の「前川國男建築展」に行くこと。

金曜日の午前中とはいえ、やはりそれなりに人はいました。とはいえ、自分のペースでゆっくりと回ることができたので、良かったです。昨年の吉村順三建築展の時は休日でしたが、まだそれほど人出もなく非常にゆったりと見ることができたのですが、会期が後ろに来る程非常に混み合ったようですね。今回はネットの知り合いの方やコミュニティーでの情報により、土日は非常に混雑するという話をを仕入れていたこともあり、ゆっくりと見るには平日に行くしかないと思い休みをとったのですが、正解でした。(情報をくださった皆様に感謝です)
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さて、前川國男さんといえば、建築素人の自分にとっても非常にゆかりがあります。といっても、東京文化会館や東京都美術館、西洋美術館、世田谷の世田谷区民会館、横浜の神奈川県立音楽堂など良く足を運ぶようなところが、皆前川さんの設計によるもの、というレベルなんですが。
東京都美術館はここのところ、プーシキン美術館展をはじめとする美術展に行く機会が多いです。東京文化会館は最近ではバレエの公演で行くことが多いですね。ただ、この東京文化会館と世田谷区民会館は、単に観客として訪れるだけではなく、ステージの上にたったこともあるので、ちょっとばかり思い入れがあるのです。

完全に余談ですが、
僕は高校時代オーケストラ部に所属していました。当時、東京都内の高校が学区をベースに分けられて、オケや吹奏楽、合唱などの演奏を行う発表会のようなものがありました。ある程度地域に分けてやるのが地区音楽会、全体が集まってやるのが中央音楽会というもので、それぞれ「ちくおん」、「ちゅうおん」などと仲間内でいっていました。その「ちゅうおん」が開催された場所というのが、東京文化会館だったのです。
学区内の高校のオケ部で編成された合同オケでステージに登ったのですが、とにかくバックステージの驚異的な広さと、ステージ上から見る眺め、そして響きの良さにただただ驚きました。ステージにいたのはたった10分か15分程度のことでしたが、今でもそのとき浴びたスポットライトの明るさと同じように、鮮明に印象に残っています。
世田谷区民会館も高校のオケ部関係の公演で使ったりした経験があります。
また、ピアノ専攻だった妻は、神奈川県立音楽堂のステージに立ったことがあるそう。こんなことでもつながりが見えて、それはそれで面白いです。

その当時は、建築のことなど今以上にわかっていませんでした。ただ、世田谷区民と東京文化はなんとなく雰囲気が似ているところがあるなあと、漠然と感じてはいました。それが、実は同じ建築家の設計によるものと後で知って、なるほどと納得したものです。

さて、前川國男さんですが、ル・コルビジュエの事務所で働き、東京ではアントニン・レイモンドの事務所で働いていたとのこと。そういえば吉村順三さんもレイモンドの事務所で一緒だったわけですよね。
以前、建築家の系図をまとめたような資料をどこかで見たことがあるのですが、いろいろとたどって行くと、この人とこの人がこんな関わりがあったんだ、というような発見ができそうですね。
まあ、専門的な話は専門にされている方にお任せするとして、この建築展では取り上げられている建築について、しっかりと作り込まれた模型が出品されていて、どれも力作(?)でとても興味深かったです。
また、東京海上ビル(現在の東京海上日動ビル)の展示は、唯一窓のあるスペースだったのですが、もちろんそこからのぞけるのは、実際の東京海上ビルということで、なかなか考えてるなあと、思いました。

一つひとつをゆっくりと見ることができたこともあって、結局2時間以上かけて見て回っていました。さすがに集中したので疲れてしまいましたが、休みをとって見に来たかいがありました。

b0007893_11184270.jpgとりあえずお昼を食べた後、すぐそばの呉服橋交差点にある前川さん設計による「旧日本相互銀行本店ビル」をながめつつ八重洲側大丸に行き、帰りはまた丸の内側に戻ってバスでのんびり家に帰ってきました。

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東京ステーションギャラリーといえば、今回の前川國男建築展を最後に、いったん休止するとのこと。東京駅丸の内側の由緒あるレンガ造りの建物を、辰野金吾博士が設計して建築された当時の姿に修復する工事を行うために、東京ステーションホテルなどとともに閉鎖され、2011年に再オープンするということだそうです。
しばらくお休みになるのは残念ですが、丸の内のレンガビルとともに、再生した姿をまた見てみたいですね。



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by finzi | 2006-02-11 11:32 | アート
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