わがやのMINI、現在長期療養のため入院しております。
2週間前の土曜日、妻が午前中仕事だったので、終わる頃に迎えに行ってそのままちょっと走ろうかなと思って家を出ました。
しばらくは何事もなかったのですが、とある交差点で左折しようとハンドルを切ったところ「ガクッ」という衝撃とともにハンドルが戻される感覚が。曲がった先にはBMWが信号待ちをしていて、あやうく脇をこするのではとヒヤリとしましたが、なんとかOK。なんだかわからず、しばらく直進。その間は特に違和感もなかったのですが、また曲がった時に変な感覚が。
ちょっと怖かったので止まって車の下を覗き込むものの、目視できる範囲では異常もなさそう。
といってもやはりこのまま出かけるのは心配なので、家に戻ろうと思い再び発進し、また左折しようとしたところ、こんどは本当につよい衝撃でハンドルが戻されるるる〜。
大回りしながらもなんとか曲がりきって、これは限界と感じて車を止め、行きつけのショップに連絡したのでした。
走っていた道がどこも車の通りがほとんどないことが幸いでしたが、そうでなかったらシャレになっていなかったかもしれません。。
結局、ショップに持ち込むことにしたのですが、当然もう自力では無理なのでJAFにレスキュー。昨年に引き続き都合4回目の搬送です。荷台に完全に載せる形で、自分は助手席にのったので、
昨年の時とは違いそう恥ずかしい思いはしませんでしたけど。
はじめはハンドルがとられるっていうことで、そっち方面の問題かなとも思ったのですが、もしやATのミッション系かなともうすうす。JAFの人と一緒に確認してもやはり外から見える範囲で異常は分からなかったのと、ショップについて車をおろす時にはPから何に動かしても反応せず、ああついにミッション来たか〜といやな確信が。
そういえば、昨年ショップで話をしているときに、「次はきっとミッションだよ。そしてそれは突然くるよ」といわれていたのを思い出しました。
ショップでは、とにかく状況説明をしてじっくり見てもらうことにして、とにかくその日はとぼとぼとお店をあとに。
1週間後ショップから連絡がありました。
やはりハンドルからタイヤに至る部分で大きな問題がありそうには見えないとのこと。そうすると、やはりミッションということに。
しかし、ミッションの対応を行うということは、いわゆるオーバーホールを行うということ。つまりエンジンを一度おろさなければならないため、工賃のケタが違ってくるんですよね。
MINIの年式が比較的新しい方であれば、97年以降に製造されたエンジンに一式ごっそり交換してしまうという手もあるとのこと。その場合も値段はあまり変わらないそう。
ところが、わがやのMINIは94年生のため、搭載されているコンピューターのチューンとか色々と細かいところで微妙に問題があって、載せ換えるのはちょっと難しいそう。結果として交換するのと値段があまり変わらない割に、ミッション部分の作業だけを行うレベルしかできないので、パフォーマンスの差は歴然、ということでした。
そうはいっても、そこに手を入れなければ、あとはそのまま手放すという選択肢しかありえす、そしてその選択肢こそ自分にはありえないため、お願いする方向でもう少し細かく見積もりをお願いしたのでした。
なにしろ
MINIだし、社会人になって2年目ではじめて買った車であり、今年9月でまる12年。それはそれは思い入れがたくさんありますから、そう簡単には手放せません。幸い妻もこの車をすごく気に入ってくれていて、手を入れて直せるならその方向で、と温かいお言葉も投げかけてくれているので。。
ということで、さらに数日後もう少し具体的な金額の連絡があり、「これでちょっと考えてみてください」といわれたもののすかさず「いえ、これでお願いします!」と即答。ということで作業開始してもらうことに。
3月の上旬には復活することを期待しつつ、ま、お金のことはなるようになるさ〜ということで、連絡をまつ今日この頃なのでした。。。。
しかし、ここまでのところ、われながら極めて冷静に行動できたかなと。
さすがにMINIのトラブルを何度も経験すると、もう慣れっこになっていることもありますが(苦笑)
それと、関係ないですが、運んでもらう道すがらJAFのおじさんが地元の人だということが分かり、「僕は○○○小から○中ですよ」「わたしはとなりの×××小から△中だよ」「娘3人とも×××小でさ〜」「今度一緒になっちゃうんだよね〜中学がさ」「そうですね〜」みたいな会話が繰り広げられていました。いや世間は狭い(笑)。でもひととき和ませてもらいました。