建築家との家作りはひとまず終了。このプロセスで思うことやら、住んでからの感想とか、まったく関係ないことまで、色々と連ねてみようかと。過去記事へのコメント/TB、お待ちしてます!
by finzi
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若冲と江戸絵画展/東京国立博物館・平成館にて
美術展のチケットは、主に新聞屋さんからもらっています。図々しくもいつも集金時に「何かありますか?」と聞いては色々と頂戴しているわけですが、今回の「若冲と江戸絵画展」もそんな中の一つでした。

8月の終わり頃まで会期があるからと少しのんびりしていたところ、チケットは期限が切られていて8月4日まで。それに気づいてあわてて本日上野まで行ってきました。
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今回は、江戸時代絵画の蒐集で評価の高いというアメリカ・プライスコレクションの所有する作品が展示されていたわけですが、これほど素晴らしい作品がしかも多数日本ではなくアメリカのカリフォルニアに存在する、ということがある意味ではショックでした。と、同時にプライス氏の「お目の高さ」には感服する以外にはありません。

プライス氏については、彼の生い立ちからフランク・ロイド・ライトとの関わりによる影響、日本、そして江戸絵画との出会いからコレクションの誕生とそれへの思いなどが、カタログの序文として記されています。それを読むだけでもカタログを購入した甲斐があったような気がしています。とりわけ「名より実」という話(作者の名前ではなく作品そのものの質が重要だということ)や、単に多くの掛軸や屏風がならんでいるコレクションとして見るのではなく、体験して欲しいという考えについては、非常に共感するところです。
その意を汲んでということだと思いますが、照明の工夫で光の効果を体験できるようにしたという展示など、今回の展覧会はよく工夫されたものになっていたと思います。

そもそも伊藤若冲という画家自体、自分はよく知りませんでしたが、今回じっくりと触れる機会(といっても非常に多くの人がいて、ゆっくり眺めるという訳にはいきませんでしたが)をはじめて持つことができて、とても良かったと思います。
専門的な評価などといったものはできませんが、素人目にもこれほどの表現力の幅を持った人はそういないのでは、と感じ入りました。作品によっては、現代に書かれたもの、といっても良いくらいです。

力強い「鶏」、生き生きとした「鶴」、かわいい「伏見人形」などなど、一目で若冲ファンになってしまいました。。

本当に「豊か」なことってこういうことなのかなと、若冲とその同時代の画家の多くの作品のコレクションを見て感じるとともに、この展覧会のチケットを、危うく無駄にしそうになっていたことが、本当に申し訳なく思いました。結果的にはギリギリセーフで見ることができたので良かったのですが。。
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by finzi | 2006-07-30 23:52 | アート
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