建築家との家作りはひとまず終了。このプロセスで思うことやら、住んでからの感想とか、まったく関係ないことまで、色々と連ねてみようかと。過去記事へのコメント/TB、お待ちしてます!
by finzi
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さよならHans.J.Wegner/デンマークデザインの巨匠
ハンス・J・ウェグナー(Hans.J.Wegner)
言わずと知れた北欧のデザインの巨匠。

去る1月26日、お亡くなりになったそうです。享年92歳。
まさに大往生といえるでしょう。

デンマーク大使館商務部の山中さんが発行されているメルマガ「日本人に役立つデンマーク情報」で知りました。

我が家でもウェグナーの椅子を愛用しています。
いわゆるY-chairとCH-36という二種類。

実は昨年のデンマーク旅行は、デンマーク大使館山中さん主催(!?)の家具研修旅行に参加したのです。(そういえばブログ全然更新せずに放置でしたね〜)
で、その旅の中でY-chairなどを作っているカール・ハンセンの本社工場にも行き、実際の製作工程を目にすることができました。
自分が普段使っている椅子もああやって作られたのだなと思うと、感慨もひとしおだったのですが、そこはウェグナーの思いが詰まった場所でもあるのかなと思いました。

そういったことからも、さらに身近に感じる存在となっていたのですが、加えていえば21世紀の初日に亡くなった自分の祖母と、生まれ年が同じということからも妙な親近感を持っていました。

メルマガの中でも取り上げられていましたが、現地の新聞「The Copenhagen Post」の2月2日の記事で、ウェグナーのことが記事になっていたようです。

その中では、彼の生い立ちから偉大な家具デザイナーになるまでのことが記されています。
しかし、印象的なのは、彼の作品が今や高級品のように扱われていることに対して、それがとても不本意なことであるという話でした。

「That was never the intention. I specifically emphasised that the chairs should be affordable for all types of people.」
〜それは決して意図したことではなく、椅子は誰にでも手頃なものであるべきということ。。。

という感じでしょうか。

芸術作品ではなく日常のシーンにおいて見た目としてのデザインはもちろんのこと、使い勝手にすぐれ扱いやすく、長持ちし、普通に使うことができるもの。
これが彼の目指したものなんだろうと思います。

飛躍的かもしれませんが、柳宗悦らの民藝運動における「用の美」に通じるものがあるような気もします。

「A chair is only finished when someone sits in it.」
〜椅子は最後に誰かが座って完成する。。

良いデザインをありがとう!そして、お休みなさい。


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by finzi | 2007-02-20 01:15 | インテリア
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