建築家との家作りはひとまず終了。このプロセスで思うことやら、住んでからの感想とか、まったく関係ないことまで、色々と連ねてみようかと。過去記事へのコメント/TB、お待ちしてます!
by finzi
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アントニン&ノエミ・レーモンド/鎌倉
またまた告知系(もう始まっていますが)です。

先日、「ウェグナーに座ろう」という企画展が、アントニン・レーモンドの旧宅を模した高崎哲学堂で開かれるという記事をエントリーしました。

そのレーモンドですが、現在神奈川県立近代美術館鎌倉館で、「建築と暮らしの手作りモダン アントニン&ノエミ・レーモンド」展が開催されています。

レーモンドは、先日のエントリでも記述した「群馬音楽センター」の他にも「南山大学」他数々の建築を造った他に、前川國男さん吉村順三さんといった名だたる建築家を育てたことでも知られる存在です。

しかしながら、今回の企画展の特徴は、単にレーモンドの建築作品を中心としたものではなく、フランス出身のデザイナーである妻ノエミとともに歩み、欧米と日本の架け橋であり続けた夫妻の足跡をたどる、というものなのだそうです。

9月24日(月)の日本経済新聞36面(文化欄)に、「建築家が東西に架けた橋」と題して、今回の展覧会に携わった研究者である、中原まりさんの文章が掲載されています。
その中では、「設計図や模型が並ぶ建築展ではなく、人間としてのレーモンドを紹介したい」という思いがあることが記されています。弟子である吉村氏らとの交流など、「国境を超えた人間同士の触れ合いと交流から生まれた豊な芸術がレーモンド夫妻の仕事だったのである。」という締めの文章が、この展覧会の意味付けを示しているのだと思います。

そういえば、神奈川県立近代美術館の鎌倉館は坂倉準三さんの設計によるもの。色んな面でも見応えのありそうなこの展覧会は、10月21日(日)まで開催されています。これもまた是非足を運びたいところです。



レーモンドといえば、実は個人的にもつながりはありました。別に知り合いじゃないですけどね(笑)
JR目黒駅そばに「聖アンセルモ 目黒カトリック教会」という教会があります。ここには今はもう廃止されてしまったのですが、かつて付属幼稚園がありました。実は、僕はそこに通っていました。
そして、この聖アンセルモ教会こそ、レーモンドの都内に残る数少ない作品の一つなのです。

通っていた当時はもちろんそんなことは意識するはずもありませんでした。でも、特徴的な聖堂の外観は、幼いながらにも感じるものはあったようで、5歳当時の目で見たときの情景が今でも目に浮かんできます。ずっと後になってレーモンドの作品であることを知ったわけですが、それだけ印象的なものだったんだと思います。
自分が毎日通っていた場所が、文化的にもとても価値のある場所だったということが、今、自分をとても誇らしい気持ちにしてくれます。
この幼稚園に通わせるのは、クリスチャンだった今は亡き祖母のたっての願いだったそうです。感謝です。
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写真引用元:白石建設ホームページより。


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by finzi | 2007-09-26 23:15 | アート
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