建築家との家作りはひとまず終了。このプロセスで思うことやら、住んでからの感想とか、まったく関係ないことまで、色々と連ねてみようかと。過去記事へのコメント/TB、お待ちしてます!
by finzi
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
SENGAI/出光美術館
b0007893_0334071.jpg10月21日の日曜日は、出光美術館で開催中の「没後170周年記念 仙がい・センガイ・SENGAI−禅画に遊ぶ−」展に行ってきました。仙がいさんのことはいままで知りませんでした。ただ、以前見た展覧会のチラシの絵が強烈にツボにハマってしまい、いったいどういう内容なんだろうと興味が湧いたのでした。

出光美術館の創設者である出光佐三氏が初めて手にしたのが、チラシにも使われている仙がいの『指月布袋画賛』だったそうです。それから集めに集めてその数1,000点を超える仙がい作品を蒐集したそうです。そして、病床の中最後に手にしたのも仙がいの作品だったそう。まさに仙がいにはじまり仙がいに終わる、ですね。出光コレクションも出光美術館も、仙がいを抜きには語れない、ということでしょうか。

14日の新・日曜美術館でこの仙がい展が取り上げられていたのですが、色々なエピソードを聞くにつれて、なんて素晴らしくも微笑ましい愛すべき人柄なんだろうと思いました。

「死にとない」

「ほんまに」

というのが最後の言葉だったそうですが、本当なら笑ってしまうような場面ではないはずですが、どうしても微笑まざるをえません。最後の最後まで仙がいさんらしい人柄を偲ばせるエピソードだと思いました。

「世画有法 がい画無法 仏言 法本法無法」
彼の「がい画無法」という言葉(自分の絵に決まった画法はない)は、礎あってのものであることは素人目にもわかります。
法がないのが本当の法であるということですが、何の力もない人が、単なる独りよがりをもっともらしく正当化するようなことでは決してないでしょう。間違いなくきちんとした技術を身につけた人の言葉であるがゆえに、納得性が高いものなのだと思います。

日曜美術館で放送のあとだったこともあり、人の出は多かったと思いますが、黒山の人だかりで見るのも一苦労、というところまではいかなかったのが幸いでした。案外ゆったり見られました。
あとは、ほとんどの作品の前で、(自分も含めた)ほとんどの皆さんがはっきりと笑みを浮かべながら、時に小声で笑い声をあげながらご覧になっていたのがとても印象的でした。
また図録が大人気だったようで、その場では買えず予約して後日郵送ということになっていました。もちろん申し込みましたけどね。

図録はすぐに手にすることができませんでしたが、我慢できずにわがやのたたみルームのために、『指月布袋画賛』の複製掛軸を購入してしまいました。
b0007893_047811.jpg



以下は余談です。
本当は、先週の日曜日に行こうと思っていたところ、当日の朝にNHKの新・日曜美術館で取り上げられたこともあり、これは早く行かねばとあわてて用意をしていました。
出ようとしたまさにその瞬間に、友だちからメールが来て、割引券があるから今度あげる
といわれて、1週間延期したという経緯がありました。
日曜美術館で取り上げられると、だいたいその後その展覧会はより混んでしまう傾向があるため、早めにとも思ったのですが、200円割引と混むこととを天秤にかけるまでもなく、前者を選択して取りやめたのでした。
でも、放送を見たことで予備知識ができて、より楽しめたということもあるので、やっぱり良かったです。



にほんブログ村 美術ブログへ
[PR]
by finzi | 2007-10-23 01:00 | アート
<< 柿もぎ2007 高崎へ/ウェグナーに座ろう >>
スカウター : 家作りその他つれづれなく
ASPアクセス解析