建築家との家作りはひとまず終了。このプロセスで思うことやら、住んでからの感想とか、まったく関係ないことまで、色々と連ねてみようかと。過去記事へのコメント/TB、お待ちしてます!
by finzi
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カテゴリ:アート( 27 )
旧帝国図書館建築100周年記念展示会/国際子ども図書館
今回は、先日エントリーした「北欧からのおくりもの」国際子ども図書館に続いて、同時に開催されている「旧帝国図書館建築100周年記念展示会」のエントリーです。

国立国会図書館国際子ども図書館は、明治39年(1906年)に開館した旧帝国図書館の建てものに、平成に入ってからガラス部分の増築や復元・保存、建物の免震化などの工事を施して、現在の形になったそうです。今年は建築から100周年という節目ということで、記念の展示会が催されています。

展示スペースとしては決して大きなものではありませんが、歴史的な写真や当時の図面などが詳しい解説とともに展示されていて見応え読み応えがありました。図書館が計画され、建築され、その後拡張して行き、しかし資金面や戦争の影響などで思うように計画通り進まなかった様子など、詳しく紹介されていました。また平成の工事の具体的な計画や作業内容などの展示もあり、色々な面から楽しめました。
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正面ファサードとしては、入り口のところがガラスベースで増築されていますが、全体としては古い建物の趣が強く感じられます。

b0007893_22104588.jpg一方、反対側から見ると、ほぼ全面的にガラス部分で覆われる形となっていて、一見すると(光の反射具合にもよりますが)まったく新しい建物のように見えますが、よく見ると古い建物部分を覆う形になっているのが見て取れます。

b0007893_22112857.jpgガラス増築部分の廊下です。右側が旧建物ですが、ゆったりとしたフローリングの廊下がとても落ち着いた雰囲気を醸し出していて、新旧が違和感無く併存しています。

b0007893_22115512.jpg明治39年建築当時の窓です。白い木枠がガラスを通して入る光によって、より白く輝いているように見えました。とても100年経たものには見えません。美しい。

なんだかとてもゆったりとした時間が流れる場所のように感じました。
1階にあるカフェも、お手頃価格でゆったりできるので結構オススメです。上野公園も人が一杯ですが、ここまで奥にくるととても静かですし、ただぼーっとするだけでもいいかもしれません。

100周年記念展示会は、ここ国際子ども図書館では今年の12月17日まで(その後は国立国会図書館でも開催)開催されていますので、ぜひ。

「旧帝国図書館建築100周年記念サイト」

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by finzi | 2006-10-09 22:33 | アート
北欧からのおくりもの/国際子ども図書館
上野にある国際子ども図書館で催されている、「北欧からのおくりもの−子どもの本のあゆみ」という展示会に行ってきました。

b0007893_2321449.jpg上野公園のはずれ、東京藝術大学と東京国立博物館の間に位置しするこの図書館は、正式名称を「国立国会図書館国際子ども図書館」といい、わが国初の国立の児童書専門図書館なのだそうです。

特筆すべきはその建てもの。明治39年(1906年)に開館した旧帝国図書館の建てものを引き継ぎつつ、平成の工事で安藤忠雄氏設計のもとモダンなガラス基調の空間が増築されたという、特色あるものになっています。旧帝国図書館は今年で建築100周年を迎えたこともあり、同時に100周年記念展示会というものも行われていますが、このあたり建てものそのものの話など含めた話は別エントリで

b0007893_21343364.jpgさて北欧ですが、アンデルセン童話などはじめとして日本でも良く知られた作品が多くあるわけです。小さい頃に読んでいて、今でも記憶に残る数々の子ども向けのお話の中には、実はたくさんの北欧生まれのお話があったのですね。

アンデルセンの作品の他にも色々と並べてみると・・・
「ニルスの不思議な旅(・・これはNHKのアニメで印象に残っています)」「長くつ下のピッピ」「やかまし村の子どもたち」「ロッタちゃんと自転車」「ゆかいなどろぼうたち」「スプーンおばさん」などなど。。新しいところでは「ソフィーの世界」とか。
わすれちゃいけない「ムーミン」。。個人的にはニョロニョロファンなんですが、、ってどうでもいいですね。

とまあ、実になじみのあるタイトルが並びますね。ご存じのものも多いのでは?

こういった数々の作品が、時代順作家別に展示されていました。作家の紹介のパネルもしっかりと作られていて、じっくりと読みながら進んでいると結構時間がかかりました。

b0007893_2231599.jpgそう、実は自分が一番驚いたのは(僕が知らなかっただけなんだとは思いますが)、スティグ・リンドベリの名前が出てきたことでした。
リンドベリといえばこれだと思いますが、実に多才な人だったんですね。
といっても作家としてではなく、挿絵画家として、なのですが。
とっても味のある楽しいイラストレーションでした。

こんな感じで、非常にたくさんの作家と作品とが紹介されていました。

来年の1月28日まで開催されていますので、建てもの見学とあわせて訪れてみる価値があるのでは、と思います。

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by finzi | 2006-10-01 22:39 | アート
クリエイターズ/世田谷美術館にて
9日の土曜日、砧公園の中にある世田谷美術館に行きました。
世田谷美術館は今年開館20周年。その地道な活動にふさわしい今回の企画展は、
「クリエイターズ - 長大作/細谷巖/矢吹申彦 - まだ見ぬ日常への案内者たち」
というものでした。

長大作氏は今年で85歳となる現役の建築家であり家具デザイナー。
細谷巖氏は数々の広告やパッケージデザインなどをてがけるアートディレクター。
矢吹申彦氏は数々の雑誌の表紙や書籍のカバーを描いているイラストレーター。

それぞれの分野で日本を代表する存在ではありながらも、分野も違い歳も違う一見するとなぜこの組み合わせなのか?と思ってしまうこの場こそが、企画の妙なんでしょう。
タイトルの「クリエイターズ」に込められた思いがわかれば、なるほどと納得できます。

全体として、想像以上に見応えのあるこの展覧会は、ぜひとも実際に足を運んでみていただきたいのですが、会期が9月24日(日)までとあまりありません。
結論からいって、時間がある方は是非訪れていただきたい内容です。と、僕がお勧めしたところで説得力もありませんけどね。

中でも、自分にとってとても印象深いのが長大作さんのものでした。実のところ、自分自身お名前も含めて良くは知りませんでした。しかしながら、展示されている作品そのものはもちろんなのですが、偶然にもご本人にお会いでき、お話をうかがうことができたことで、非常に印象に残るものとなりました。


はじめ展示室に入ったとき、ひとりのなんとなく雰囲気のあるお年を召した方が、知人の方とお話をされていました。一瞬もしかして、と思ったのですが、いや長さんは1921年生まれ、つまりは今年85歳。それにしては雰囲気が若すぎる、と思っていました。ところが、展示の最後にプロフィールと写真がでていてびっくり、やっぱりご本人ではないですか。。

その後しばらくつかず離れずという感じで遠巻きに様子を見ていたのですが(かなり怪しい)、作品でもある椅子に座っていたところ−−そう、多くの作品が実際に座ったりすることができたのです−−にちょうど知人の方と一緒にお見えになり、そこでまたお話をし始めたのでした。

で、そこで図々しくもお話に耳を傾けていたのですが、いつしか周囲に人が集まってきて、さながらギャラリートーク状態となってしまいました。

そんな中で、特に印象に残った言葉。。

「ディテールにこだわらなければいいものはできない。」
「ディテールの積み重ねがデザインである。」
「ひとつのアイディアを色々と他に展開して幅を広げる。」

椅子の足の部分の長さや太さ形を、初めに作成したものからほんのすこしづつ変えて(下手をすれば普通には気がつかない)より使いやすいもの、あるいはより作りやすいものに仕上げて行くのだそうです。「ディテールにこだわらなければいいものはできない」という思いは、納得です。そして、今もなお常にその思いを持ち続けていらっしゃるという謙虚かつ前向きな姿勢に拍手を送りたい!

デザイナーの皆さんは、それぞれに色々なポリシーや信条、こだわりをお持ちだと思います。「デザインとは」、という問いかけに対して、きっと色々な答えが返ってくるでしょう。
そんな中での、長さんのこれらの言葉は、半世紀を超える仕事の中で育まれた極めて重みのあるものだと思います。そんな言葉を直接お聞きすることができて、本当に幸せです。
加えて、とにかく仕事や人生を本当に楽しんでいらっしゃる様が、言葉の端々からものすごく感じ取れました。それがきっと実年齢よりも若く感じられる所以なのでしょう。(失礼ながら足腰もお丈夫そうで、すっと立つ姿は60代くらいにしか見えませんでした)

ちなみに、長さんは坂倉準三建築研究所に長くいらっしゃったとのこと。ここでもまた昨年からの建築展つながり(自分の中での勝手なつながりですが)ができました。

お二方も。。
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by finzi | 2006-09-11 22:30 | アート
ル ヴァン美術館/長野美術館ツアー 2/2
小海町高原美術館に続き、もうひとつの訪問先、ル ヴァン美術館です。
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ここは、東京・神田駿河台にある文化学院の創始者である西村伊作氏が自ら設計した校舎を復元したもの。
実際には関東大震災の際に焼失してしまったそうですが、もともとこの場所(軽井沢)に建てるために設計されたもの、といわれても違和感がありません。軽井沢の、さらにその中でも喧騒から離れた場所に位置するこの美術館は、きれいに刈られた芝の庭とともに、周囲と雰囲気がとても良くあっています。

都心に実際に建っていた当時はどんな感じだったのでしょう。存在感のある建物であったことは間違いないでしょうね。
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ちなみに、アーチ型のこれも趣のある現在の校舎は、老朽化のために先ごろ取り壊されてしまったそうです。
ドラマの撮影などでもよく登場していたあの建物もまたよい雰囲気だったのですが、残念ですね。


さて、ル ヴァン美術館の企画展ですが、
テーマは
「コルビュジエと建築家坂倉準三の友情〜ル・コルビュジエから準三・日本へのおくりもの〜」
という非常に興味深いものでした。

コルビュジエと坂倉準三との厚い友情・信頼関係を示す数々の展示がされていたのですが、とりわけ感動したことがありました。

その展示とは。。。
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by finzi | 2006-08-23 22:46 | アート
小海町高原美術館/長野美術館ツアー 1/2
週末、長野県内にある二つの美術館を訪ねる旅にでました。

ひとつは、小海町にある「小海町高原美術館
もうひとつは、軽井沢にある「ル ヴァン美術館

前者は、安藤忠雄氏が設計したことで知られる、その名のとおり高原の中の美術館。
後者は、西村伊作氏が創設した文化学院の、それも自ら設計したという初期の校舎をほぼ再現してできた美術館。

安藤氏らしいコンクリート打ちっ放しの建てものに対して、英国のコテージ風の建てものというまったく趣の異なる両者は、しかしそれぞれに特徴ある雰囲気をかもし出していて、見ているだけでもとても楽しいものでした。


今回の旅のそもそもは、軽井沢駅前にあるアウトレットに行こうということから始まりました。
それで、久しぶりに行く軽井沢のことをいろいろと調べているうちにル ヴァン美術館のことを知り、催されている展覧会の内容も非常に興味深いものであったことから、これはぜひ、と具体的な行程を考えていました。
さらに、以前ネットのコミュニティーで話をきいていた小海町高原美術館のことも思い出してあわせて行ってしまおうと考えたのでした。

まずは小海町高原美術館
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by finzi | 2006-08-22 00:46 | アート
開館70周年記念特別展「民藝運動の巨匠」/日本民藝館
日曜日の今日、目黒区駒場の日本民藝館に行きました。
朝の新聞に折り込みで入っていたタウン誌に、日本民藝館が開館70周年で、記念特別展をやっているという記事があり、思い立って行ってみたというわけです。

もともと、日本民藝館は通っていた高校のそばということもあり、昔からなじみのある場所ではあったのですが、ここのところはずっとご無沙汰していました。
ただ、昨秋栃木県益子の益子参考館に行って、民藝運動の中心的役割を担った一人である濱田庄司に触れて以来、ずっとまた行きたいなと思っていました。

ということで、近いのに遠かったこの場所に再び訪れました。

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民衆の日常生活のための工芸品である「民藝」。まさに用の美とは言い得て妙です。
濱田庄司や河井寛次郎、バーナード・リーチといった人たちに共通するある種の力強さや、柳宗悦あっての棟方志功という一つの構図が日本民藝館という場の上に成り立っているという姿を強く感じました。

そういえば、昨年の秋から、民藝館本館の向かいにあった柳宗悦の旧宅を修復するプロジェクトが行われていたそうですね。

9月20日までの毎週水曜日、修復なった旧柳宗悦邸が一般公開されています。
これは、一度足を運ぶ価値がありますね。

実は、まったく意識していなかったのですが、NHK教育テレビの「新日曜美術館」で、今年の5月に柳宗悦と家の修復作業のことが取り上げられていたということなのですが、偶然にもそれの再放送が今日だったようです。
朝の放送時間帯にはまったく気がついていませんでしたが、民藝館の中に張り紙があり、これは絶対見逃しては行けないと思い、夜の再放送を見ました。

参考まで。。。
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by finzi | 2006-08-13 23:41 | アート
若冲と江戸絵画展/東京国立博物館・平成館にて
美術展のチケットは、主に新聞屋さんからもらっています。図々しくもいつも集金時に「何かありますか?」と聞いては色々と頂戴しているわけですが、今回の「若冲と江戸絵画展」もそんな中の一つでした。

8月の終わり頃まで会期があるからと少しのんびりしていたところ、チケットは期限が切られていて8月4日まで。それに気づいてあわてて本日上野まで行ってきました。
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今回は、江戸時代絵画の蒐集で評価の高いというアメリカ・プライスコレクションの所有する作品が展示されていたわけですが、これほど素晴らしい作品がしかも多数日本ではなくアメリカのカリフォルニアに存在する、ということがある意味ではショックでした。と、同時にプライス氏の「お目の高さ」には感服する以外にはありません。

プライス氏については、彼の生い立ちからフランク・ロイド・ライトとの関わりによる影響、日本、そして江戸絵画との出会いからコレクションの誕生とそれへの思いなどが、カタログの序文として記されています。それを読むだけでもカタログを購入した甲斐があったような気がしています。とりわけ「名より実」という話(作者の名前ではなく作品そのものの質が重要だということ)や、単に多くの掛軸や屏風がならんでいるコレクションとして見るのではなく、体験して欲しいという考えについては、非常に共感するところです。
その意を汲んでということだと思いますが、照明の工夫で光の効果を体験できるようにしたという展示など、今回の展覧会はよく工夫されたものになっていたと思います。

そもそも伊藤若冲という画家自体、自分はよく知りませんでしたが、今回じっくりと触れる機会(といっても非常に多くの人がいて、ゆっくり眺めるという訳にはいきませんでしたが)をはじめて持つことができて、とても良かったと思います。
専門的な評価などといったものはできませんが、素人目にもこれほどの表現力の幅を持った人はそういないのでは、と感じ入りました。作品によっては、現代に書かれたもの、といっても良いくらいです。

力強い「鶏」、生き生きとした「鶴」、かわいい「伏見人形」などなど、一目で若冲ファンになってしまいました。。

本当に「豊か」なことってこういうことなのかなと、若冲とその同時代の画家の多くの作品のコレクションを見て感じるとともに、この展覧会のチケットを、危うく無駄にしそうになっていたことが、本当に申し訳なく思いました。結果的にはギリギリセーフで見ることができたので良かったのですが。。
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by finzi | 2006-07-30 23:52 | アート
藤田嗣治展/東京国立近代美術館にて
東京国立近代美術館で開催されている「藤田嗣治展」に行きました。

b0007893_22323775.jpg平日でも朝から非常に混んでいるという話を聞いていたので、土曜日である今日はきっとすごいのだろうと思い、なるべく早く行こうと思っていたのですが、結局11時過ぎに到着することに。
案の定ゆっくり自分のペースで見るようなことはとてもできず、袋小路になったような展示スペースでは、完全に淀んでいました。
とはいいつつも、予想していたよりはまだましだったので、ちょっとほっとしました。やはり時間が遅くなる程竹橋駅から美術館へ向かう流れが大きくなっていましたから、さらに大変だったことでしょう。

さて、今年は藤田嗣治の生誕120周年という節目であるということで、今回の展覧会は最初のパリ時代から晩年にいたるまでの、その全画業を紹介するという内容になっていたわけですが、ここまで幅広く取り上げた展覧会というのはほとんどなかったようですね。

いままでの自分の印象としては、藤田嗣治はパリの人というイメージが強かったのですが、それだけではなかったようですね。時代によっても画風がかなり変わっていましたし、パリ時代といっても一つではないということも分かりました。
自分の知らなかった世界のひとつである戦争画については、その評価はいろいろなのだと思いますし、藤田個人という話だけではなく、時代の必然があったのかなと思ったりもします。
いずれにせよ、乳白色の肌といわれる藤田を象徴する美しさとは対極に位置するような戦争画の色合いは、やはりそういう時代なんだなと感じざるをえませんでした。

とにかく、今まで名前は知っていても、実はよく知らなかった藤田その人を、じっくりと見取ることができた内容の濃い場になっていたと思います。

ちなみに、5月21日までの会期のあとは、5月30日から7月23日までが京都国立近代美術館、8月3日から10月9日までが広島県立美術館で巡回展があるそうです。
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by finzi | 2006-04-15 23:40 | アート
Happy Smile Savignac/恵比寿三越にて
昨日4月7日金曜日から20日までの予定で、恵比寿三越にてサヴィニャック展がはじまりました。ということで、早速今日足を運んでみました。

このイベントは、昨年のサントリーミュージアムでの展覧会や表参道I+STYLERSでのイベントに協力している、ギィ・アンティックギャラリーによるものです。今回の件については、昨年暮れのSavignac/I+STYLERSでのイベントというエントリーの中で、都内のデパートでイベントを企画している話を伺っていたことを記していましたが、まさにそれでした。

I+STYLERSでのイベントと同様、きっちりとしたスペースの中で展示するというものではなく、アトリウムという要はエスカレータ脇の開けたスペース(1階と2階)に作品を並べるという形の、比較的ラフな展示になっていました。

さて、注目すべきはたくさんの原画が展示されていたこと。そして、それらの多くが値札をつけて売られていたということです。もちろん原画ですから、お値段は100万円を下らないというものばかり。なので、とてもとても手が出るはずもないのですが、それはそれとして、原画ならではの味のある絵には金額うんぬんとは別にため息がでてしまいました。

I+STYLERSのイベントの際にも、ギャラリーのスタッフの方から原画が40点以上あるという話をうかがっていましたが、それらの一部が並んでいたわけです。その中には「ショコラ・トブラー」もありましたが、それはさすがに非売品でしたね。

面白いなと思ったのは、わがやにも昨年やってきたSNCFの半額キャンペーンポスターの原版です。
製作コストを抑えるために、1枚の紙に2部刷って、出来上がりを半分に切って2枚にするということをしていたそうですが、今なら半分は手で書いてももう1部はコピーしてしまうところを、2部ともしっかり手書きをしていました。このために、左右で微妙に違う分があり、それはまさに間違い探し世界でした。片方にはボタンがあるのに、もう片方にはない、とか、サインの文字が微妙に違う、とか。

場所のことを考えると、大々的にということにはならないかなあと思っていたのですが、こんな感じで、結構見応えがありました。

ゆっくりと興味津々で眺めていたからのか、途中でスタッフの方に声をかけられ、話をうかがいながら一緒に見ていたのですが、どうやらギャラリーの社長さんだったようですね。きっちりとご挨拶をしたわけではないのですが。
色々なお話を伺うことができましたが、節々からサヴィニャックとその作品への愛情をひしひしと感じとることができました。

まだ20日までやっているので、また顔を出してみたいと思います。
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by finzi | 2006-04-09 00:39 | アート
前川國男建築展/東京ステーションギャラリーにて
10日金曜日、会社は有休をとって休み東京駅界隈に行ってきました。
一番の目的は、東京ステーションギャラリーで開催中の「前川國男建築展」に行くこと。

金曜日の午前中とはいえ、やはりそれなりに人はいました。とはいえ、自分のペースでゆっくりと回ることができたので、良かったです。昨年の吉村順三建築展の時は休日でしたが、まだそれほど人出もなく非常にゆったりと見ることができたのですが、会期が後ろに来る程非常に混み合ったようですね。今回はネットの知り合いの方やコミュニティーでの情報により、土日は非常に混雑するという話をを仕入れていたこともあり、ゆっくりと見るには平日に行くしかないと思い休みをとったのですが、正解でした。(情報をくださった皆様に感謝です)
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by finzi | 2006-02-11 11:32 | アート
スカウター : 家作りその他つれづれなく
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