建築家との家作りはひとまず終了。このプロセスで思うことやら、住んでからの感想とか、まったく関係ないことまで、色々と連ねてみようかと。過去記事へのコメント/TB、お待ちしてます!
by finzi
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カテゴリ:アート( 27 )
モルバン/奇跡の出会い
HERVE MORVAN(モルバン)は、サヴィニャックと同時代にポスター画家として活躍した人です。彼の描く絵は、サヴィニャックと相通ずるものがありつつも、独自の世界の中にあります。サヴィニャックよりもさらに柔らかい感じ、でしょうか。彼の描く子どもの表情は本当にかわいいです。

サヴィニャックが描くポスターが駅に張り出されているとき、モルバンの描くポスターが街を行くバスの車体にある。そんな風景を、一度でいいから生でみたいと思うのでは、僕らだけではないはず。。。

さて、そのモルバンの作品の中に、たばこのGITANESの広告があります。これは1961年にマルティーニ賞という広告業界の賞を受賞したものだそうです。
実のところ、われわれ夫婦はたばこが大嫌いなのですが、今や歴史の一部となったポスター広告は別。このモルバンのGITANESは、多分フラメンコのダンサーだと思うのですが、その服がたばこでできているのです。とにかくそのアイディアの秀逸さに惹かれてしまいました。
それがこれ。
b0007893_23575874.jpgちょっと前から気にはなっていたのですが、代官山の木屋ギャラリーを訪れたその日は31日までのセール初日(実は大雪の日)でした。そして、このGITANESもセール対象となっていたこともあり、ついに購入してしまいました。

モルバンはサヴィニャックよりも10年後の1917年に生まれました。しかし、亡くなるのは圧倒的に早く、1980年に63歳という年齢でこの世を去ってしまいます。
サヴィニャックおじさんほどまでとはいわなくても、もう少し長生きして現役でいてくれたら、さらにいろいろな作品を目にすることができたかもしれないと思うと、ちょっと残念です。

さて、表題にもある奇跡の話にそろそろ。。

サヴィニャックにはパリのフォルネイ図書館が発刊する作品集があり、これはサヴィニャック好きならお持ち、あるいは少なくとも一度は目を通したことがあるでしょう。以前のエントリーでも触れていますが、まさにバイブルです。
そして、モルバンにも同様の作品集が存在します。
それが「HERVE MORVAN AFFICHISTE」です。
1997年にフォルネイ図書館で開かれたモルバン展の際に制作されたものだそうで、その表紙を飾っているのが、先のGITANESの広告作品なのです。
とにかく、モルバン好きにはサヴィニャックのそれ同様バイブルと呼べるものなのですが、実はこれ、既に絶版となってしまっているのです。木屋ギャラリーに行くたびに見せてもらっていたのですが、とにかく手に入れることが非常に難しい代物だったのです。

木屋ギャラリーのスタッフの方にうかがっても、良くお客さんから問い合わせを受けることはあるけれど、どこにも在庫もないし、あてもなくて。。という話。
なので、出版元にファンレターのような手紙を送ってみましょうかなどと、冗談半分で話をしていたくらいでした。もちろん、インターネットのサイトで検索をかけたりしていましたが、国内外問わず紹介のページはでてきても「sold out」とか「Sorry...we did not find this book for sale at any of our member stores.」といったように寂しい結果ばかりがでてくるという状況だったのでした。

こうなったら、古書店とかも含めて地道に探してまわるしかないかな、と半ばあきらめていました。

そのような日々の中、二子玉川の玉川高島屋ショッピングセンターに行きました。色々な雑貨屋さんやインテリアショップなどを見てまわって、そろそろお腹も空いたし閉店の9時にも近づいているのでご飯食べに出ようかなどと話をしていた時、ある雑貨やステーショナリーを扱うショップが目に入りました。それがetranger di costarica(エトランジェ・ディ・コスタリカ)でした。b0007893_23591654.gif
ここのオリジナルのノートなどはいつも愛用していますし、恵比寿三越のお店などは良く行っていたのですが、二子玉川は初めてでした。
ここには、前述のモルバンのGITANESやサヴィニャックのオリジナルポスターなどがあり、また出会えるとは奇遇だな、なんて言っていたのですが、そんな出会いなど比ではない巡り合わせがここにありました。

そう、「HERVE MORVAN AFFICHISTE」の新品が1冊、サヴィニャックのそれと並んでディスプレイされているではありませんか!!!!

正直、目を疑いました。サヴィニャックのは自由に見られるようになっていましたが、モルバンのはカバーがかけられていたこともあり、もしや非売品なのではと思いすかさず手にとり確かめると、しっかりと値段が書かれている!

っていうことは買えるのかこれは。。買っていいのか?手にはいっちゃうのですか。。いいの?本当にいいの?夢じゃないよね。。

とにかくありえない出会いだなどとちょっと興奮していると店員さんが寄ってきました。他にお客さんがいなかったので良かったですが、端から見たらちょっと恥ずかしい二人組だったかもしれません。
話を聞くと、実は数年前に入ってきていたそうですが、ずっとしまわれたままで、最近になってスペースが空いたのでサヴィニャックと並べてディスプレイするようになったとのことでした。
やはり、サヴィニャックの本は結構出るらしいですが、こちらはそのまま。しかし、そのお陰でわれわれは出会うことができたわけで、これを奇跡と言わずして何と言うという感じでした。

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なんだか長々とだらだらと書き込んでしまいましたが、少なくとも自分たちにとってはまさに運命的な出会いで、今でも興奮気味なのです。いい年してという感じですが(苦笑)
でも、これは絶対家宝にしますよ。
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by finzi | 2006-01-31 00:35 | アート
Savignac/I+STYLERSでのイベント
昨日24日土曜日は、表参道「I+STYLERS」で25日まで催されていた「HappyChristmas I+STYLERS with Savignac」に行ってきました。このイベントはいつもこのブログに遊びにきてくださるkaz8832さんに教えていただいたものです。

いわゆる展覧会とは違うので、雑貨や家具の間にポスターが並べらているという感じですが、実は貴重な原画が顔をのぞかせていたりするので、あなどれませんでした。
このイベントをプロデュースしているのが「ギィ・アンティック・ギャラリー」というところです。I+STYLERSを訪れた際に、ちょうどこのギャラリーの方もいらっしゃていて、お話をうかがうことができました。

このギャラリーの社長さんはサヴィニャックの原画を40点以上も所有しているそう。そして、今年大阪のサントリーミュージアム天保山で開催されたサヴィニャック展の企画に協力したという”由緒”あるギャラリーだったんですね。
その際も企画に加えて所有する原画やオリジナルポスターなどを提供したりしていたそうです。
この展覧会は本当に行きたかったのですが、場所が場所だけになかなか時間等の都合がつかず、顔を出せず大変残念でした。
ちなみに、これでサヴィニャックにはまるという人も多い、チョコをかじる坊や(トブラー・チョコレート)の絵(これは元々原画でしか存在しないもの・・・トブラーでも森永でも採用されなかったため、本来の広告としてのポスターとして世に出ることはなかった)の原画もギャラリーの所有で、今回展示してありました。

今回、ヴィンテージポスターやポストカードなどが販売される中、そのサントリーミュージアムでの展覧会のカタログも並んでいました。これは、展覧会の期間中から非常に人気で、会場に行っても売り切れで買えなかった人も大勢いたとか。そんな貴重なものが置かれていたのは、ギィ・アンティック・ギャラリーが企画に協力していたため、ある程度自由にできる割当分があったためで、今回それを供出したそう。そして、昨日時点で残り2冊になってしまっていたとのこと。
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サヴィニャックの作品集としてバイブル的な存在のものがありますが、それはフランス語版。いわゆる日本語で作品等の解説がなされているものはほとんどありません。その意味でも、サントリーミュージアムの学芸員の方の労作でもあるこの展覧会のカタログは、非常に貴重な存在であるといえます。
思いがけず出会うことができたカタログは、もう一つのバイブルとして大事にしていきたいと思います。

ちなみに、サントリーミュージアムで開かれた展覧会は、巡回展の話もあるということは以前から耳にしていたのですが、このあたりまだ予定は未定という感じだそうです。
来年あたりにはということはあるそうで、実際、手を挙げている美術館はいくつかあるそうですが、企画内容や予算などなかなか調整すべき事項が多く、まだ公表できる具体的なスケジュールはないそうです。
それ以外、ギィ・アンティック・ギャラリーとして都内のデパートなどでイベントを企画中だそうで、具体的になったら教えていたけるようお願いしました。

単に、インテリアショップのクリスマスイベントというレベルで考えていたのですが、これほどの出会い(というのは大げさですが)があるとは思ってもみませんでした。
kaz8832さんのおかげです。ありがとうございました!
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by finzi | 2005-12-25 23:05 | アート
新築のお祝いとして/Savignac
新築のお祝いということで、友人夫妻が素敵なプレゼントを持ってわがやに遊びにきてくれました。
それが、このフランス国鉄の半額キャンペーンポスターです。
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この友人は、以前の記事でも記したように、現在わがやの玄関を飾っているSavignacのポスターを購入したときに、ほぼ同じタイミングで同じものを購入していた、という因縁のある人たちです。
彼ら夫妻からは、ずっと以前から新築のお祝いに何かプレゼントさせて欲しいというオファーをいただいていました。それでいろんな案を提示してもらっていたのですが、ひとつにはそもそもお祝いなんて申し訳ない、という気持ちもあり、またいざ決めようと思ってもなかなか決めかねていて(基本的に優柔不断なので・・・)ずるずると延びていたのでした。

以前の記事でもあるように、同じタイミングで同じものを買っていたという事実が発覚したのも、新築お祝いとしてSavignacはどうでしょう、なんて打診があったところからわかったことなのですが、当時は新しく購入したばかりということもあり、他のものの方がいいかな、と思ってペンディングにしていました。

しかし、最近になってあらためて木屋ギャラリーに行った際、このポスターを見て、ふたたびムラムラ(表現へん?)ときてしまい、そうだやっぱりこれにしてもらおうとお願いした、というのがことの次第なわけです。

でも、やっぱり良かった!!
とりあえず今は寝室のチェストの上に置いています。夜寝る前、朝起きた時、いつも拝んで悦に入ってます。

この場を借りて、あらためてお礼を申し上げます。
素敵なプレゼント、本当にありがとう!!
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by finzi | 2005-12-06 21:15 | アート
芸術の秋/美術館巡り(プーシキン美術館展・吉村順三建築展・中島宏展)
土曜日、美術館巡りでクタクタになりました。

深夜から降り出した雨も早朝は引き続き強く降り続けていました。そんな中外に出るのも億劫だなあと思いつつ、今日行かなければ次に行く時間がなかなかとれないということもあり、覚悟を決めた矢先、幸いにも雨がやみ、傘なしで出ることができました。

まずは、上野の東京都美術館で開催中の「プーシキン美術館展」へ。
直前に、「平日の午前中でも結構人がいる」という話を教えてもらったこともあり、とにかく開館早々に行こうと考え、頑張って早起き(というか平日と同じ時間くらい)しようと思ったところが、結局少々遅くなってしまいました。それでも開館20分後くらいには到着(開館は午前9時)しました。しかし、やはりというか館内はかなりの人で既に混み合っていました。

b0007893_0382024.jpg今回の展覧会は、帝政ロシア末期に活動していたモロゾフとシチューキンという二人の富豪によるコレクションを引き継いだプーシキン美術館の収蔵作品から約50点ほどが出品されていました。これらのコレクションは、単なるお金持ちの道楽という話ではなく、ビジネスの世界で成功する人の本質を見極める力というものを強く感じさせるものでした。つまりはお金がなければ、できないこと。でもお金があるだけでも、できないこと。自分のレベルでは結局はため息にしか変わらないのですが。。。
混んではいたものの、なんとか一通りの作品を見て回り、モネの白い睡蓮やシスレー、ルソーのポストカードとともに、なぜか「ロシア君」のカードと「ロシアの黒パン」というのを買って、この展覧会を後にしました。

次は、同じく上野の東京藝術大学大学美術館で開催中の「吉村順三建築展」へ。
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これは当初の予定では入っていなかったのですが、東京都美術館への道すがらの看板で見つけました。
b0007893_185024.jpg吉村順三さんという建築家については、専門的に建築を勉強していた訳ではないため、その具体的な人となりや作品などはよく分かっていませんでした。ただ、そのお名前だけは、家作りの過程において色々な書籍や雑誌などを通して知っていました。それで看板を見たときにこれは!と感じ、足を向けたのでした。
「建築家として、もっともうれしいときは、建築ができ、そこへ人が入って、そこでいい生活がおこなわれているのを見ることである。日暮れどき、一軒の家の前を通ったとき、家の中に明るい灯がついて、一家の楽しそうな生活が感じられるとしたら、それが建築家にとっては、もっともうれしいときなのではあるまいか」(吉村順三/1965)。。。ちょっと長いですが、展覧会の入り口に掲げられていた言葉です。
住宅建築を手がける人なら皆さん、同じように思うものでしょうか。僕は建築をやる人間ではなく、施主、つまり建築をしてもらう側(表現が良いとは思いませんが)の立場でしたが、このような思いでいてくれるのならば、これほど嬉しいことはないと思います。
また、住まい手としても同じように感じます。家に灯りがともっている様子を、疲れて帰る最後の瞬間に道から見えたときほど癒されることはありません。
ともかく、この言葉を見た瞬間に、素直に「あ、いいな。来て良かった。」と思いました。
そして、実際に手がけた作品の図面や模型(実施設計図などそのものを手に取ってみることもできました)を目にした時、ある種の感動すら覚えました。
建築を専門にされる方だけではなく、家作りを進めているような人(ある意味で素人)でも、きっと何かインスパイアされることがあるような気がします。
結果として、プーシキン美術館展より長い時間、藝大美術館に留まっていました。

お昼を食べ、六本木ヒルズを経由して渋谷に向かい、渋谷区立松濤美術館で開かれている陶芸家「中島宏展」へ。
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中島宏さんという方は、今回初めて知ったのですが、青磁一筋の作陶活動を続ける第一人者なのだそうです。
b0007893_192428.jpg一言でいって「なんて美しいんだろう」ということに尽きました(いや、自分の表現力がないだけ故なのですが)。いや、本当に色が綺麗だったんですね。青磁はおろか、陶芸そのものをまだ良くわかっていないというレベルですが、とにかく奥深いということだけは、実感しました。

最後は代官山の木屋ギャラリーも訪れたのですが、とにかくまる一日の美術館巡りは、さすがに疲れました。でも、それぞれに訪れる価値のあるものばかりで、本当に良かったと思ったのでした。。以上長々と失礼しました。
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by finzi | 2005-11-13 01:16 | アート
益子陶器市へ行きました
例年5月と11月に開催される栃木県益子町の陶器市。今年の5月に引き続き行ってきました。
益子の陶器市は、いうまでもなく益子焼の一大イベントですね。メインストリートを中心にたくさんのお店・テント村のようなものがでて、大勢の人で賑わいます。一歩路地を入ったところにもお店はでていて、それらをすべてくまなく回るというのは、事実上不可能に近いですね。もっとも、東京を朝出て夜には戻ってくるスケジュールの中では、当然といえば当然で、かなり絞り込んでいく必要があります。

今回は過去2回続けて行っていることから、どこにどんな性格のものがでているのか、というのは把握していたので、あらかじめポイントを決めて行ったのでした。
自分たちの目当てとしては、伝統的なものというよりは、若手の作家の作品が中心です。
自由な発想で洋食器に近いような雰囲気を持つものから、伝統的な色合いを持ちつつもやはり若さを感じさせるものまで幅広いバリエーションがあり、見ているだけで楽しくなりました。

ただ、今回は前回よりも時間が短かったこともあって、残念ながら購入に至るものはありませんでした。もう少し色々と見て回っていれば、ビビっとくるものもあったかもしれませんが。

陶器市の楽しみは、とにもかくにも作家の顔が見える、文字通り目の前にその人がいて、その人と直接話をして買うことができる、ということにあると思います。

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そんな中、今回陶器市に行ったら、必ず行ってみたいと思っていた場所がありました。
それが、「益子参考館」です。ここは、陶器市だから、ということでなくともいつでも構わないといえば構わないのですが、そうそう足を運ぶこともできないため、ちょうどよい機会ということで訪れることにしたのでした。

それについては、また次に。

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by finzi | 2005-11-03 23:21 | アート
サヴィニャック展行ってきました
芸術の秋、あなたは何を楽しむ?

静岡県長泉町にあるビュフェ美術館で、今日から(2005年10月8日)「レイモン・サヴィニャック展」が始まりました。初日マニアということではありませんが、縁があり来年3月28日まである会期の初日に行ってきました。

ビュフェ美術館は、クレマチスの丘という場所にあります。ここは「花・アート・食」をテーマとして、ビュフェ美術館をはじめとた美術館や、広尾の「アクアパッツァ」で知られる日高良実シェフのイタリアン「マンジャペッシェ」などのレストランが富士山麓の自然の中に点在するという、ゆったりとした場所です。
緑が豊かな場所なので、時間があればのんびり散歩するだけでも、とても気持ちが良さそうなところでした。
今日はあまり時間もなくあいにくの天候だったため、ゆっくりと見て回ることができず残念でしたが、滞在中は時折晴れ間もみえたりするぐらいだったのが不幸中の幸いでした。
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ビュフェ美術館は1973年にオープンしたそうですが、建築家の菊竹清訓氏の設計によるものだそうです。細かいところで多少の古さは感じるとも「自然と共存する美術館」というコンセプトは色あせず十分に堪能することができます。建物内部の構造も変化に富んで建築素人にも十分楽しめました。この建物だけでもまた一見の価値があるように思います。

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b0007893_075222.jpg企画展示室は大きな吹き抜け空間にありました。そのゆったりとした空間の中に約80点の作品が並んでいます。どれも本当に愛すべき作品だと思います。細かい内容は是非現地でご覧いただくとして、ポスターの原画がいくつか展示されていたのには素直に感動してしまいました。

b0007893_0174481.jpg今回の企画展のチラシにも使われているルノーR4のポスターが原画とともに展示されており、それらを見比べることができました。その原画は年季が入って染みや欠けがありましたが、それ故に味がありました。また、今回の企画展に協力している木屋ギャラリーのロゴもサヴィニャックの手によるものですが、彼が亡くなる直前の2002年8月(亡くなったのは10月)に書かれたという原画もありました。

その死の直後にフランス広告業界が彼に敬意を表し、パリ市内や地方、高速道路の脇の看板など多くの場所に掲出したのが、下のポスターだそうです。そこには、「さようなら ありがとう サヴィニャック」と書かれています。その存在の大きさ、そしてどれほどまでに愛されていたかということが、偲ばれるものでした。
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何はともあれ、百聞は一見に如かずということで、是非足をお運び下さい。自分の住む東京からは決して近い距離とは言えませんが、サビニャックが好きな方なら行く価値はあるのかなと思います。


※展示室の写真は関係者含めて結構写している人がいて、不可とも表示がなかったので撮っています。。
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by finzi | 2005-10-09 00:55 | アート
Savignacポスター額装
b0007893_032011.jpg玄関です。

もともとここには絵を飾ることを考えていたので、はじめからピクチャーレールをつけておいてくれたのでした。
いままでずっとそのままだったのですが、ようやく飾るにふさわしい自分たちの気に入ったものが手に入りました。

それがレイモン・サヴィニャックのポスターです。日本でも人気のこのフランスのポスター描きは、非常にたくさんの作品を残しています。今回のものは、その中でも比較的新しい(つまり晩年に近い)1995年の作品で、ノルマンディー地方にできた新しい橋の開通式のポスターだそうです。ギャラリーにはたくさんのポスターがあったのですが、その中でも特に色が鮮やかできれいなこの作品を選びました。このポスターの向かい側に親世帯玄関との仕切り扉があるのですが、ここに使っている水色が虹(橋)に使われている水色とほとんど同じ感じで、とてもぴったりでした。

その昔、彼の描いた作品が、駅や工事中のビルの覆いや、その他いたるところに張り出されていたわけですよね。その当時の様子をこの目で見たかったです。うらやましい限り・・・。

サヴィニャックについては、大阪のサントリーミュージアムで現在展覧会が開かれていますね。また、今月号の芸術新潮でも特集されています。

全然関係ありませんが、このポスターを購入したとき、ほぼ同じタイミングで友人夫婦がまったく同じものを購入していたそうです。その友人夫婦が、わがやの新築祝いにサヴィニャックのポスターはいかがでしょう、なんて打診をしてきたので、実はちょうど買ったばかりなんだ、ということでこのポスターの話をしたら、向こうも同じもの買ったなんて話になって・・・ほんとにびっくりでした。ついでに、買ったところが彼らは代官山の木屋ギャラリーで、われわれはその恵比寿三越のショップだったという。。何から何まで偶然づくしで、ほんとこんなことがあるんですね。

残念ながら、木屋ギャラリーの恵比寿三越店は8月閉店してしまいました。のぞきやすかったので良かったんですけどね。

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by finzi | 2005-06-15 00:29 | アート
スカウター : 家作りその他つれづれなく
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