建築家との家作りはひとまず終了。このプロセスで思うことやら、住んでからの感想とか、まったく関係ないことまで、色々と連ねてみようかと。過去記事へのコメント/TB、お待ちしてます!
by finzi
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カテゴリ:家作り( 36 )
ご近所さんネタ その3
 もういいかげんという感じもありますが、ここまで書き連ねてしまったので。。。

 ある意味で恐れていた”上棟後”でしたが、弁護士からの通知文書が効いていたのか、しばらく何の音沙汰もありませんでした。設計事務所に電話したり現場で監督をつかまえたりなど、なくなりました。
 おかげでではないですが、作業は無事壁がつき、サッシが入り、という具合で進行していました。
 
 しかし、しばらくするとご主人は矛先を変えて動き出したのでした。。。役所への攻勢です。

 はじめは、なんとか屋根の高さを低くさせろ、ということから始まったようです。当然斜線規制など基準以内に納めていますし、法的にはなんら問題は無いわけで、役所としても対応の仕様がないことなのですが。
 実はこの件については、クレームとは関係なく現場での収まりの関係上屋根の勾配を若干緩やかにして、最高高も50センチほど下げることになったのです。役所とも相談しながら進めたことなので向こうの担当者も分かっています。それで、ご主人がまた電話を掛けてきた際に、少し低くなるようですというと、嬉々としていたそうです。
 その間にはあまりのうるささに役所が実測までしに来たそうです。もちろん高さなど図面どおり仕上がっていましたけど。
 自分の主張が通ったと勘違いされても困るのですが、本人はそう思っていたのかも。。。まあ、それはそれで。しかし当然それでは終わりませんでした。

 北側には給排気用の穴が数箇所開いています。設備工事が進みそれが目の前に見えてきた時、相当お気に召さなかったようです。当然ですが飲食店の厨房にある大きな換気扇のようなものが目の前にあるわけでもなく。。なんですが。そのため今度は再度の直接現場攻撃が始まってしまいました。
 
 現場で監督を呼び出し再度説明を要求し、監督が「給排気の穴です」と答えると「隣地に向かって排気穴をつけるのは失礼だ!!」と言い始め、「弁護士を差し向けたのはあなたか」などなど延べ3回ほど各15分以上にわたり拘束したのでした。挙句の果てには狂ったような大声でわめいたりしたため、ご近所さんが何事かとでてくる始末だったようです。
 後日今度は役所に電話をして、「穴が10箇所くらいあいている。全部排気の穴だと思う。隣地に向けてなど失礼だから、東西に振り回せないのか」などと言ってきたそうです。当然ですが都内の住宅地なので四方家に囲まれております。東西にも隣地はありますので、ご主人のいう”近隣への配慮をしろ”というのは方便でしかないということがよくわかりますが。
 役所からは設計事務所に問い合わせもあって、何個が給気、何個が排気といった説明をしたのでした。。(設計事務所に連絡がある時は、「また”裏の現場監督”なんですが・・」とかかってくるそうです)
 
 そんなこんなで、設計事務所からも一度役所に状況を確認しにいってみてもらえませんかという話があり、役所担当者を訪問したのでした。
 すると、実は以前から別件でご主人は役所でも有名で、過去にも駐輪場やら隣地建築関係やらで色々と役所にクレームをつけてきて(もちろん筋の通らない話)ある意味ブラックリストに載っているような感じだったのでした
 担当者の方は非常に落ち着いていて、「もうしばらく様子を見ましょう。何かあればこちらでもきっちり対応するので」とおっしゃっていただいたこともあり、安心しました。
 隣地関係については、ご主人が土地を切り売ったものを買って建てた方の話(直接伺った)なのですが、売った土地をいくらか戻して欲しいとか、境界塀を勝手に相手側の敷地にずらして建てるよう業者にいったり、外壁はこの色にしろとか、間取りを教えろ、などなどことある事にクレームをつけてきたそうです。その方は買ったことを心底後悔されたそうです。一方その工事期間中今回同様役所に毎日のように来てはあーだこーだと行って帰ったそうです。
 
 実は通知文書以降は、こちら家族(親・子とも)には一切何も言ってこないんですね。実は気弱なのか角が立つと思っているのかわかりませんが。。
 とにかく、、これからもまだ何かの機会で現場なり役所なりに言ってくることはあるでしょうが、こちらとしては堂々と対応していこうと思います。

 世の中いろんな方がいますね、ということでこのシリーズはとりあえず終わり。(完)・・・にしたい。
 
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by finzi | 2004-10-14 08:45 | 家作り
ご近所さんネタ その2
 前回に引き続き愉快ではないお話。。。独り言と思ってください。
 
 とりあえず古家取り壊しという作業が始まったあと、当初は窓枠をはずすとか、足場を組むといった作業だったので大した事はありませんでしたが、やはり実際に壊すとなるとそれなりに音がでてしまいます。特に基礎を壊したり、埋め込んでいた浄化槽を壊す段では、確かに相当音と振動が発生しました。もちろん恒常的なものではないですが。そのあたりは北側のご主人のみならず周囲の人にご迷惑だろうと心苦しくありました。
 それでも、北側を除く他の方にお会いした時お詫びの言葉を申し上げても、「いやいやそんな気になりませんよ」とか「お互い様ですから」といって気にしないでいいです、という反応だったのです。でも、やはりご主人だけは作業やっているところを北側の塀からのぞきこんでは、「うるさい」「家が揺れる」とかそうとう叫んでいたようです。もちろん実際に音や振動はあったと思うのでこれはいわれてもしょうがないかな、と思っていました。
 
 しかしやはりというか、いざ基礎工事が始まると、またしても粘着気質全開とあいなりました。
 
 北側の家との塀には、親の親の世代からの隣人ということもあり、昔の名残で木戸(今はアルミ製ですが)がつけられています。最近はめったにありませんが、昔はその扉から行き来することもあったようです。それが今回はアダになりました。
 水盛り遣り方の時から、ご主人はその扉を開けてこちらの現場にずけずけと入り込み、現場監督をつかまえては相変わらず「境界塀から壁まで何センチだ」「うちは何センチ離している」「このでっぱりはなんだ」「屋根はどこまででてくるんだ」という以前にもあった質問を繰り返ししてきたというのです。しかも1回15〜30分近く拘束し、それを日に何度もという感じで。
 現場監督は自分が反論したり感情的になったりすると、隣人として住みつづけるわれわれ家族が困ってしまうから、ということでひたすら耐えていたそうです。そのうち設計事務所にも電話が入るようになり、やはり同じような質問を繰り返ししてくるようになりました。立ち上がってくれば見えてくる客観的にわかることを隠してもしょうがないということで、塀から何センチだとか軒がどうということは一通り説明対応してもらったのですが、そうするとこうしろああしろと色々といってくるということの繰り返しだったようです。

 とにかく今後現場に入り込まれて万が一のことがあれば大変ということもあり、事務所からこちらに連絡があって、現場に勝手に入り込むことだけはやめるよう申し入れをして下さいとお願いをされました。
 そこで知り合いの弁護士に相談したところ、とりあえず工事期間中は扉をふさぐことにして、そのことを申し入れに行き、その後も状況が変わらなければ書面でしかるべき通知をしましょう、ということになりました。それで親世帯の方で早速お願いに行き、工事のご迷惑をお詫びすると同時に、危険なので入らないで欲しい、何かあるとまずいので工事期間中は内側から扉をふさがせてもらう、という話を伝えました。その時は奥さんが、「お互い様ですしよくいっておきます」と応対してくれたそうです。奥さんは常識人というのは分かっていたので、とにかくお願いしますということで戻ったのでした。
 でもその時実際には本人は居留守を使っていたようです。
 現場に戻って隣の家の人と話をしていたその時、またしても扉を開けて入り込んできたのです。多分こちらはもう現場からいなくなったと思っていたんでしょうね。様子をじっとうかがっていると、こちらに気がついたようで、特に今回は第三者も目撃していることもありバツも悪かったのでしょう、あわてて戻っていったそうです。お願いしているそばからのことなので、あきれて物が言えないという感じでした。

 その後、内側からベニヤで覆ってとりあえず扉を開けての「不法侵入」はなくなりましたが。隣の家の人の話では塀越しに長い棒の先に何か(多分鏡)をつけて覗いてみたり、とかいろいろやってたみたいです。それを聞いた時はあきれるというより笑ってしまいましたが。
 結局、設計事務所や工務店への電話や現場での監督をつかまえての話など、進行にも支障をきたすということもあり、今後は設計事務所・工務店・現場監督・建て主家族への直接の接触は禁止しすべて何かある場合は書面で弁護士事務所へ通知するように、という文書を送ることになりました。このようなことはしたくはありませんでしたが、野放図に好き放題されても困りますので、まさに苦渋の選択でした。
 
 とまあ、こんな感じで上棟の日を迎えたのでした。この時は、上棟式のわくわく感と同時に、立体的でより現実的な家の姿がでてきた暁には、また何を言ってくるんだろうと不安にも思ったのでした。

 そして、やはり話はまだまだ続くのでした。。。。(もういいって?)
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by finzi | 2004-10-08 23:57 | 家作り
ご近所さんネタ その1
 久々に書き込むのにあまり愉快な話でないですが。。。家作りというのは、やはりそうそう楽には行かないものですね。

 これはご近所さんネタです。工事が始まる前から現在までのことなのですが、長くなるので分けて書こうと思います。まあ半分愚痴と思っていただければ。

 わがや建築の場所は、戦前に分譲された土地を購入し戦後すぐから住み始めたところです。さすがに半世紀以上も経つと、近隣の顔ぶれも少しづつ変わってきていますが、長く住む人も最近住み始めた人も皆さん良い方が多く、都会に近いところではありますが、割と隣近所のふれあいというかつながりはある場所です。

 今回のネタとなるのはわがやの北側の家です。そちらもわがやより少し後れて住み始めたところなので、半世紀近いおつきあいということになります。そこのご主人というのがネタの中心人物なんですが、変わっているというか粘着系というのか、ちょっと辟易するんですよね。
 昔から変わっているというのは聞いていました。以前からわがや以外の近所とも色々と悶着を起こしていたので、周りからは良い目でみられていない人ではあったのです。が、自分自身はほとんど直接接点がなかったのであまり実感していなかったのです。しかし今回、家作りを通してよくわかりました。。。

 簡単に言えば、とっても自己中心的で常軌を外れたしつこさを持っているんですね。工事を始める前からこの人だけは親世帯も異常に気を使っていて、事前の挨拶でも他の周囲の方には工事でご迷惑をおかけします、ということでざっと説明してOKだったのですが、ここだけは細かく言ってくることが目に見えていたので、簡単な図面と模型をもって訪問し概要を説明しにまで行ったのでした。
 もちろん、承認を得るということではなく、こういうことなのでよろしく、という通告みたいなものだったのですが、案の定北側の塀から壁まで何センチだとか、軒の深さはどうだとか、細かく聞かれたのでとりあえず返答したのでした。それでも基本的には一緒に住めるようになって良かったですねとか、そういう言葉もでてきたりはしていて、はなから否定的というわけではなかったのですが。
 しかし話を終えて戻った直後から粘着の本領発揮というか、家に戻ってほっとしたのもつかの間、速攻でやってきて、屋根の高さは何メートルなのかと聞いてきて、その後も何度も立て続けに電話があり、北側の壁は全部で何メートルだとか、近隣住民に配慮した設計にしろだとか、あげくに左に1メートル全体をずらせ、とか無茶なことをいう始末で、さすがに電話応対した父親も切れてしまったのでした。
 実は訪問する前にも、その日取りを決める電話を親世帯がした際に、電話を切ってからすぐ何度も何度も、塀と壁は何センチだ?うちは何センチ離している、といったジャブが始まっていたのですが。

 こちらとしては設計の当初から北側のこのご主人だけはやっかいなので、ということは設計事務所にもはっきり伝えて、要件の一つには北側住居への配慮、という項目も入れていたぐらいだったのでした。当然のことながら建築基準法や民法など法規に反するような設計にはなってはいません。もちろん法律に反していないからそれでよし、というつもりもなく、例えば総2階にすることも可能なところを北側への日差しを遮らないようにそうしなかったり、色々考えたわけです。その意味でも十分配慮をしているつもりだったのですがね。
 結局この場はなんとか収まって落ち着いて、古家を取壊す作業の前に近所へ関係者一同で挨拶に行った際は、良かったですね~と言ってはくれていたのです。が、やはりそれで収まっていたわけではなかったようでした。
 取り壊しから基礎工事へと進む間にも色々とまた。。
 
 とりあえず続きはまた後日。。。
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by finzi | 2004-10-07 09:16 | 家作り
ちょっとばかり現場の様子? その2<040923>
前回に引き続き、よくわかりづらいと思いますが、少しだけ現場写真を。。

■中庭を親世帯リビング側から。
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■中庭から上を見上げたところ。
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■ご要望の廊下成長記です(ってそんなもの誰もしてませんよね)。だいたい写真が悪い。。それに成長というほどかわりないです。
 今までとは反対に玄関側から撮ったものです。左の梯子のところが2階への階段ができる場所になります。奥の窓はトイレ。まだ扉がありません。
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■子世帯2階のLDK。
 撮った位置あたりがアイランド型キッチン設置場所で、右側の柱よりさらに右がダイニングテーブルを置くところ、左がリビングという感じです。窓の先にはバルコニーができます。
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う〜ん、写真センスのなさもバレバレですが、またまたこんな感じです。
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by finzi | 2004-09-28 00:05 | 家作り
ちょっとばかり現場の様子?  その1
ちょっとばかり、工事の経過をご紹介します。

□ 7月下旬の基礎工事の段階です。真ん中の筋は子世帯側の1階廊下です。
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□ 上棟が済んでお盆休みの終わった8月下旬です。上と同じ子世帯廊下です。
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□ 9月上旬です。子世帯の2階小屋裏窓です。ここがハイサイドライトとして光と風を取り込みます。下はキッチンのあたりになります。
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□ 9月中旬です。中庭から親世帯側リビングのあたりです。そんなに広くはないですが、やはりここから光と風をとりこみます。
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とりあえず、わけわからないと思いますが、こんな感じです。
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by finzi | 2004-09-23 00:56 | 家作り
MINIと家作りと
 MINIのことを話題にしたからというわけではありませんが、家作りにあたって思ったのはMINIのような家を作りたい、ということでした。
 
 この車は、機構的に極めてシンプルで、窓は手動、ハンドルもパワステでなく、エアコンはあるが自由が利くわけでもなく、暖房は温度の調節はできても風量の調節はできません。誕生時と比べて技術の進歩は大きなものがあり、もはや「実用車」と位置づけるには厳しいことは事実です。これをそのまま住宅に置き換えた場合、窮屈さは否めません。現実的にも、ハンディキャップをもつ者もいる故原始的な生活を望むわけでもありません。
 ここで考えたことは、文字通り小さい家、あるいは機械に極力頼らないような家、ということではなく、各種の文明の利器でも、日々の生活の省力や向上に資するものであれば、積極的に取り込むということを大前提とした上で、MINIのように長く生き続けるような家にしたい、ということでした。
MINIを長く作り続けることができたのにはそれなりの理由があったからであり、これを住宅に置き換えた時、長く住みつづけるという点において、MINIの長生きの理由を同様にあてはめることができるのではないか、と思ったからです。

 MINIは1959年の生産開始から2000年の生産終了まで、実に41年の長きにわたって作り続けられました。その間、技術の進歩を取り込み種々の改良は施されていますが、その基本的な形・構造は誕生時からほとんど変わっていないといっても良いでしょう。MINI生産第1号車の写真とうちのMINIを見比べても、そう大きく変わりはありません。
 もちろん、最終的には最新の排出ガス規制など環境負荷に関わる点や安全性能の確保といった観点では、40年たった旧型ミニではさすがに対応できなくなったことも生産中止の大きな理由であり、その面ではもはや限界だったのでした。
 それでもこれほどまで長く続いたのは、外観デザインも含めて、クルマとしての完成度が高かったからなのだと思いますし、とりもなおさず、基本設計・基本性能の高さを示すものだといえるでしょう。

 今、実際の家作りにおいて、前述のように長く快適に住まうことのできる家を建てたい、と考えています。そのためには外見の良し悪しだけではなく、先を見据えた設計と、土台・基本(目に見えないところこそ)となる部分の手を抜かずにおく、ということが大事なのだと思っています。
 MINIが曲がりなりにも進化する技術を若干でも取り込めたのは、それらを受け入れるだけの潜在能力があったからであり、小さい車とはいえ実は懐が大きかったからなのだと思います。
 長く年を経ていくうちに、自分たちの趣味趣向に変化がでてくるかもしれません。また、否が応でも年をとることになります。積極的な理由であるないに関わらず、ライフステージは変わっていき、それに伴うライフスタイルも変わるでしょう。そういった変化に対応していけるような柔軟性は長く住むには必要なことだと思います。

これら実現のために必要なもの、それは、設計図面そのものであり、基礎工事の良し悪しであり、建て方の良し悪しであり、設備・機器とその施工の良し悪しであり、そして住まうものの保ちつづける努力の有無であると思います。そしてそのすべての源は、良いものを”作り””愛し””保つ”という関わる人すべての思想と意思と実行であると思っています。

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 一連の自分の家づくりの話は、結構観念的なことが多いな、と思います。でも、実際的な家作り現場レポート的なものは世の中たくさんあるようなので、まあこういうのもあってよいかなー、、、、となんとなく独り言。
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by finzi | 2004-09-17 08:47 | 家作り
基本設計
 ファーストプランの提示の後、昨年(2003年)10月半ばに正式に設計・監理契約を結びました。

 ここから正式に基本設計が開始となったわけです。当初は年内中にはなんとか、ということで頑張ってもらいましたが、やはりそれは難しく年を越すことになりました。
 実はこの間、ミーティングなどは一切持っていません。手持ちの家具やオーディオ類等の各種持ち物のうち、新居に持っていく予定のあるものをリストアップして紙にまとめたのと、それを分かりやすくするためにデジカメで撮影した画像を送ったりということでのアクションはありましたが、ほぼ完璧にお任せしていたからです。

 このあたりは建て主や建築家によっていろいろなアプローチがあって、がんがん打ち合わせをこなして詰めていく、という形もあるでしょうし、我々のようなケースもあるでしょう。テレビなどで見ると死ぬほど打ち合わせしている話がでてくるのを考えると、わがやは非常にあっさりしているのかな、とも思いました。もちろん、これもどちらが良い悪いということではないと思っています。

 今回このようにしたのは、まず第一に建築家とそのスタッフに絶対の信頼を持っていたため、とにかくお任せしよう、と考えたからです。もちろんその前段には以前にも触れた、要望事項をじっくり考えてまとめたペーパーを出していて、それに基づいたファーストプランというものがしっかり出来上がっていた、ということが大きかったです。
 当然その後になって気になることや再度考えてこうしたい、ということがあれば随時メールを送ったりすることはありましたが、基本的には待ちに徹したのでした。

 基本設計は家の骨格を決める、非常に重要なプロセスだと思います。だからこそわがやは建築家にすべてを任せたのでした。そんなこんなで、今年2月頭にようやく基本設計ができあがりました。およそ3ヶ月半。図面としては「平面図」「立面図」「断面図」「外部・内部仕上表」の合計18枚の図表と、外観模型ができあがりました。

 模型があると非常にイメージがわかりますね。建築家の中でも色々な人がいて、基本的に模型は作りません、という方もいました。その方にはその方なりの作らない意味や思いのようなものがあるようでした。ただ、模型には設計する側にとっての意味合いだけではなく、建て主側にとっても大いに意味のあるものだと思います。やはり素人には平面的な図面から立体を想像するのは難しいですから。そういうことだけではなくても、建築設計と模型とは切っても切れない物だと思っていたので、その時は少々驚きました。もちろん、こちらが勝手に思いこんでいただけとはいえ、模型がないというのはやっぱり素人には難しいなあと思うと同時に、寂しいなあとも思ったものでした。

 久しぶりのミーティングの場では、終始和やかに一つ一つの図面と模型について詳しく説明を受けました。とてもワクワクしながら話を聞いたのを良く覚えています。これで基本的にOKとなり、実施設計のプロセスに移りました。次のミーティングのタイミングは展開図面が作成できたら、ということになったのでした。

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 実家に戻り、図面と模型を交互に、あるいは見比べながらずっと眺め続けていたのですが、まったく飽きることはなかったですね。自分たちの住まいは狭いしさすがに模型を持っていっても置き場がないので実家に置いてきたのですが、実家に顔を出すたび模型を見ては眺め続けるのでした。
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by finzi | 2004-08-30 23:58 | 家作り
久しぶりに現場、そして棟梁とお話
 夏休みをとっていたので、昨日上棟式以来の現場に行ってみました。
大工さんは棟梁他2名、それに材木屋さんが木材を搬入していました。
今日以降屋根工事が本格化するそうです。それにあわせて現場の人数も少し増えるということでした。

 わがやの現場は2世帯住宅ということもあるのですが、職人さんや材木屋さんなどにとっても久しぶりに比較的大きめな現場なんだそうです。なので、柱や金具などもたくさんあるので、大変だ~といってました。でも心なしか嬉しそうというのか。。
 確かにミニ開発で今まで1軒の家だったところが4~5軒の家に変わる、というのは多いですよね。わがやの区でも、ミニ開発が今後制限されるそうですが。。。
いずれにせよ、こういう風に家が建てられるのは、ひとえにご先祖&両親に感謝、ということなわけです。

 前述のように、今日から本格的な屋根工事ということで人数が増えるそうですが、棟梁の話ではやはり頭数がいればいいというわけでもなく、棟梁の気心が知れた人じゃないと現場が収拾つかなくなるそうです。まあ、それはそうですよね。逆にいえばこの現場に来る人たちは、棟梁が信頼できる人が集まっているということですから、その点でもお任せできるのかな、と安心もしています。
 
 「お正月は新居で迎えたいよね~、頑張るからさ~」といっていただき、嬉しく思いました。
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by finzi | 2004-08-26 12:29 | 家作り
上棟式 その後
 上棟式を終えてから早い物でまもなく2週間経ちます。その間お盆休みもはさんでいるので、作業自体はそう進んでいる雰囲気ではありませんが、これから本格的になることでしょう。
 毎日、通勤電車から少しだけ2階屋根付近を見ることができます。遠くに一瞬ですが。それでも変化はわかると思うので、現場に足を運ぶ機会が少ない分、楽しみにしています。
 
 さて、上棟後の設計監理料請求書が届きました。それ自体はどうということではないのですが、そこに建築家の手紙が同封されていました。先日の上棟式についてのものでした。
 温かな上棟式をありがとうございます、と始まる内容で、建て主と職人さんとが組み上がった骨組みの下で喜びを共有するのは、家作りの有意義なひとコマであり、その意味で本当に良かった、という趣旨でした。
 礼儀としてのお礼の手紙といってしまえばそうかもしれませんが、このようなものをいただくとは思っても見なかったので、正直嬉しかったですね。本当にやってよかったなと、多少なり手間をかけた甲斐がありました。
 
 ますます現場に顔をだしたくなりました。
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by finzi | 2004-08-22 01:09 | 家作り
ファーストプラン
 今回依頼した建築家がはじめて現場となる実家にきたのがちょうど1年前、昨年(2003年)8月のお盆明けでした。そこで敷地や街並みを見てまわり、雰囲気をつかんだ後、ひとしきり話をして帰っていきました。
 大体1ヶ月くらいで第一案を出しますという話で、「そうかお彼岸かあ」、と思ったものです。待ちきれるかなあと。

 その事務所は、まず第一案のたたき台となる平面図を出して、それを見て気に入って今後もやっていけそうだと思ったら契約して下さい、というスタンスのところでした。
 このような入りのスタンスというのも建築家によって様々ですね。お話をうかがった別の建築家は、はじめに設計契約をしてから図面を書きます、というところでしたし、プランは書くけど最低限の費用(数万〜10数万)は払って、契約した場合には設計料に組み入れる、という形のところもあるようです。
 わがやの場合は、今回依頼した方に全幅の信頼を寄せてお願いしていましたから、プランを出してもらってやっぱりやめます、というつもりは全くなかったのですけど。

 ともあれ、お彼岸過ぎまで1ヶ月は長いな〜と思ったのでした。まあ、過ぎてみればあっという間なんですけどね。
 置かれた状況によって時間の流れの感じかたって本当にかわりますよね。今にしてみれば、もはや1年前の話で、あっという間といえばあっという間なんですけど。オリンピックで柔道の試合を見ていて、5分間の試合時間の長いこと長いこと(特にポイントが上回っている時・・)。逆に劣勢の時の最後の1分のあっという間に感じるのも、本当に不思議なものです。話がずれましたが。

 でも、結果として9月上旬には、「第一案が間もなくできるので、事務所での打ち合わせスケジュールを決めましょう」というメールが来たのでした。その時は、嬉しい半分妙に拍子抜けしてしまいました。なにしろもっと先のことだと思ってましたから。きっと、建築家の頭の中では、足を運び自分の目で敷地環境を見たその時に、ここならこういう空間の使い方をすればよいものができるだろうというイメージはできあがったのでしょうね。
 実際、その図面を見せてもらった時に、住宅設計というのは単に建物としての家の設計ということだけでなく、周囲やその土地全体を見据えて、隅から隅までを立体的な空間ととらえて有効に使い切るんだ、と感じ入ったものです。もちろん設計作業をしてもらったのはこの方だけですから、他の方やハウスメーカーなども含めて、みんなそういうものかもしれません。それよりも、自分の頭の中がどうしても建物自体がどうなるのかという点にばかり意識がいっていたので、ここまで広がりのあるものになると思っていなかったのが正直なところです。
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 まあ現実的には、平面図と一緒にだされた事業計画書を見て、若干予算的に見直す必要もあったことと、契約前にそのプランについてやりとりするのは構わないです、といわれたことから、性能を落とさず建築面積を少し絞った形にして再度出してもらうことにしました。
 しかし、基本的に光や風の取り込みのための工夫など、想像以上のものができてきたという印象に変わりなく、その意味で、この方にお願いしてよかった、と思ったのでした。
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by finzi | 2004-08-17 20:51 | 家作り
スカウター : 家作りその他つれづれなく
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