建築家との家作りはひとまず終了。このプロセスで思うことやら、住んでからの感想とか、まったく関係ないことまで、色々と連ねてみようかと。過去記事へのコメント/TB、お待ちしてます!
by finzi
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カテゴリ:家作り( 36 )
上棟式
 月曜日。大安吉日のよき日、朝から1本1本の木材が大型のクレーン車と10人もの大工・鳶の面々により、手際よく組み上げられて行きました。

 あらためて書き記すまでもなく、毎日毎日暑い日が続いています。現場の苦労は
並大抵ではないだろうことは想像に難くありません。見ていて申し訳ない気持ちにもなってきます。でも、職人さんは黙々と(時に声を張り上げながら)作業を行い、確実に骨組みが出来上がっていきます。やっぱりこの場面は見ておいて良かった!

 自分たちの家の形が出来上がっていくという光景は、やはり感動モノです。
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 夕方、作業も無事終わり、早速お清めから開始です。大工の棟梁がお酒、鳶の頭がお塩そして施主である自分がお米をもって、家の四方を清めていきます。棟梁がたったかいってしまうものだから、あわててついていくという感じだったのですが、なんとか終えました。

 その後現場にこしらえたにわか作りのベニヤテーブルと角材椅子にみんなが集まり、まず施主である僕の挨拶、設計した建築家の挨拶とお神酒による乾杯で宴会が始まりました。焼鳥やかわきもの、ビールにジュースにと、簡単ながらもいろいろと用意して、それなりの宴会の雰囲気にはなりました。
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 職人さんの昔話・・昔は樽酒あけてベロベロになるまで飲んで帰ったこともあるというような話から、今回の現場の話・・基礎をやった鳶の頭いわく「この基礎はこわしたくないですよ〜、それだけしっかりやってますから!!」という言葉には、素直に嬉しく思いましたね。
 今回お願いしている建築家の仕事もよくやるらしく、「とにかく選りすぐりを現場にだしるから!そのかわり指名料高いよ〜」なんて話の中からは、建築家・工務店・現場の職人の信頼関係を感じ、この建築家にお願いして良かった、と改めて感じた瞬間でもありました。

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 最近は上棟式自体やらない現場が多いそうですね。あるいはとても簡単にすますか。これは施主の意向次第というところなのですが。
 もっとも、昨年改正された道路交通法によるところも大きいようです。すなわち飲酒運転の罰則強化ですね。運転者だけでなく同乗者も高額の罰金をとられるという・・。それを理由に工務店側からやりません、といってくるところもあるそうです。
 まあ、でもやりようは色々あると思いますから、施主の考え次第だろうな、と思います。

 そもそも上棟式は職人さんを慰労する場としての意味合いが強いと思います。やらなければいけない、ということではないけれども、気持ちよく仕事をしてもらうためにもちょっとばかり手間とお金をかけておもてなしをする。悪いことではないと思います。
 もちろん、上棟式をやったからしっかり仕事をする、しないから仕事をしない、というのは契約したお金を払っている以上ありえないだろう、というのは正論です。
 でも、やっぱり人と人ですからね。特に職人さんは職人気質ということばの通りの世界で生きている人も多いですから。
 素直にありがとう、そして最後までよろしくの気持ちをこめてささやかな宴を催すのはそれなりに意味があるのではないでしょうか。

 実際、皆さんよろこんでくれました(と思う)。工務店の専務や設計事務所のスタッフからもここまでのことをしてもらうと思わなかったし、とても有り難かったですとおっしゃっていただきました。その言葉素直に信じたいと思います。
 また、大工の棟梁・鳶の頭をはじめとする関係者が顔をそろえるというのは、これから本番を迎える家作りにとっても、大事な一幕なんですともいわれました。


 自分の家を建ててくれている人達の顔。自分が建てている家に住む人の顔。それぞれがそれぞれの顔を知っていればより愛着もわくかな。

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 上棟式の流れなどについては詳しく紹介されたサイトがありますので、ご参考まで。
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by finzi | 2004-08-14 00:26 | 家作り
要望メモ
 毎度毎度時間軸が定まりませんが、これは建築家選びの前の段階のお話です。


 まずはじめにやったこと。それが要望メモを作ることでした。親世帯・子世帯それぞれで、とにかくなんでも良いので思うことや希望その他をあげていき、大きくは両世帯共通項目・親世帯要望項目・子世帯要望項目に分けて整理しました。その前に両世帯家族それぞれの簡単なプロフィールと、敷地条件(広さや法規条件など)を記したものをつけていきました。結局A4で8枚程度のものに仕上がったのですが、これをもって建築家選びに臨んだのでした。

 参考までにざっくりとした構成と概要を記してみます。

□表紙
□住む人情報
 ・親世帯
 ・子世帯
□敷地・環境基礎情報
 【概要】 ・・・・・
 【敷地面積】 〇〇〇m2
 【建蔽率】 〇〇%
 【容積率】 〇〇〇%
 【用途地域】 第一種低層住居専用地域
 【防火規制】 準防火地域
 【高度地域】 第一種高度地域
 【絶対高さ】 10m
 【日影規制】 4時間/2.5時間(1.5m)
 【その他関連情報】 ・・・
□基本的な考え方(両世帯共通要望)
 〇完全分離型二世帯住宅(但し、内部で行き来できる扉などは必要)
 〇基本性能のしっかりとした長持ちする家
 〇すっきりとした、温かみのある内と外と
 〇高齢者、障害を持つ者への配慮
 etc.
□親世帯要望
 〇いろいろなところにでかけなくても、リゾート気分が味わえる家がよい
 〇親世帯は1階スペースのみでよい
 〇玄関スペースは現在と同程度は欲しい
 〇畳の部屋(いわゆる和室)は不要
 〇風呂・トイレ・台所それぞれに窓がほしい
 〇キッチンは対面式にしたい
 〇床暖房の採用
 〇風呂・トイレは必ず別
 〇収納スペースの確保
 〇趣味の麻雀をやるスペースがほしい(究極はリビングの片隅に麻雀コーナー)
 〇PC環境は夫婦それぞれにもち、インターネットにも接続できるようにする
 etc.
□子世帯要望
 〇家族が集まるスペースを重視した家にしたい
 〇ピアノ・エレクトーンの設置スペース
 〇畳の部屋はほしい
 〇書斎コーナー的なスペースがほしい
 〇風呂・トイレは必ず別
 〇収納スペースの確保
 etc.

 そもそもは、家づくりの勉強過程でいろいろな本を読んだのですが、今は亡き建築家・宮脇檀さんの著作は特に何度も読み返しました。中でも「それでも建てたい家」を読む中で、始めに間取りがどうであるとか、キッチンがどうとか、ということではなく、それぞれの今の生活パターンを振り返り、また新しい家でどのような人生を過ごしていきたいか、という先の長い話まで含めしっかりと見つめなおす必要があると感じたのでした。
 少し前に建築家との家作りを行った同じ会社の人も、同様に要望をまとめた(その人の場合はメモというより論文に近いというか、A4で20枚近い大作になったそうです)という話を聞いていたこともあり、自分たちも考えるべきだと思ったのでした。

 しかし、いざとなると結構難しい作業でしたね。自分のことって分かっているようで分かっていないというか、先のことを考えているようで考えていないというか、それを認識するところから始まりました。また、とにかく紙におとして相手に伝わりやすくするためのものですから、表現まで含めてじっくりと考える必要がありました。だから必然的に時間も要しました。世代の違う2世帯ですからなお。。
 
 でも、この作業を通じて家族それぞれがどんなことを考えているとかどういう趣向があるのか、といったことが再確認できた良い機会だったと思います。

 実際このように事前にまとめておくことで、建築家にわれわれ家族のことや、われわれがどんなことを考えているのか、といったことが伝わりやすく、話も進めやすかったのでのはと思っています。


 はじめにどんな部屋が何畳ではないんですね。こういう生活だからこういう意味のある部屋が必要だね、と。間取りに生活をあわせるのではなく、生活に間取りをあわせる。だから、ある程度パターン化されたハウスメーカーではなく、いちから考える建築家との家作りという方向なのです。楽ではないですけどね。


 家作りをお考えの方、「それでも建てたい家」ぜひご一読ください。
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by finzi | 2004-08-12 22:33 | 家作り
建築家との出会い
 設計をお願いする建築家とは、昨年、建築家と建て主とをマッチングする専門の会社で出会いました。

 建築家といっても、どこで探せばいいのかということから始めなくてはなりません。例えばホームページを立ち上げている建築家も多いですし、検索すればかなりヒットします。また、「新しい住まいの設計」や「ニューハウス」といった雑誌などに掲載されている作品で、気に入った人に連絡をとってみる、といった方法などあると思います。
 しかし、事務所にいきなり電話して、何をどう話をしたらいいのか、敷居は高くないか、とか色々考えてしまって先に進めません。積極的な性格ではない自分にとって、一歩踏み出すのがなかなかできませんでした。
 そういった中で、建築家との家作りをサポートする専門会社も多くでてきました。
 そのサービスの形式として主なものには

  1. 建築家とのマッチングのみをてがける

  2. コンペにより建築家選びをする。

  3. 1.または2.に加えて設計・施工にいたるまでプロデュースする


 といったものがあるでしょうか。

 わがやは前述のように1.の形の会社で建築家選びを行いました。ここはホームページを見ていても非常にしっかり作っていて、いろいろな情報が手に入り(勉強できる)、掲示板への書き込み(家作りに関する質問)に対しての答え方もとても真面目だなという印象がありました。もちろん場所が近かったということも大きかったですが。
 実際足を運んでみて、本当に真摯に対応しているなということが実感できました。
 強いて悪い点を言えば、オフィスがたばこ臭くて、それが嫌いな自分にとってはちょっと辛かったことでしょうか(苦笑)しかし本質的な話ではなかったですね。
 
 そこでは、まずこちら側の条件(土地の有無・家に対する希望・予算)をざっと書き込むシートを渡され、その内容でそもそも計画に無理が無いかなどを判断した上で、建築家紹介のプロセスに入りました。ホームページ上で条件を入力して抽出される建築家の名前に加えて、マッチングコーディネータという肩書きの担当者の経験と感覚からさらに名前がだされ、建築家一人ひとりのファイルを渡され、中をじっくりみてよさそうな人を選ぶ、という作業を行いました。
 本当に大量にファイルがでてきたので、目を通すだけでも一苦労でしたが、ファイルに掲載されている作品集を見て、まずは感覚的に自分たちの好みあいそうかどうかで絞りこんでいきました。
 そこで抽出した建築家を見ると、やはりなんとなく好きな作風というのが分かるので面白いですね。(わがやの場合は両世帯4名の感覚にそう大きなずれはない、ということもわかりそれはそれで安心したのでした。。。)
 そして、コーディネータの人により、それぞれの建築家の作風や人となり(どんな性格かまで)について説明をじっくり受けた上で最終的に面談を行う人を絞り込み、結局3名の方にお会いすることにしました。
 と、ここまでで約4時間以上かかりました。さすがに疲れましたが結構面白くもあり、苦痛ではなかったですね。
 そして、後日建築家との面談を行い、最終的に判断をした、というのが大きな流れですね。

 建築家を選ぶ際のポイントとしては、やはりプランがどうかということは気になりますが、なんといってもその人となりと自分たちとの相性があいそうかどうか、というのは大事な点だと思います。いくら良い作品を生み出す人でも、やはり人間ですから合う合わないというのはあります。自分たちにとって一番良い家(家が先ではなくて家族や暮らしが先)を一緒に作っていけそうだと思えなければ、つらいものになってしまうでしょう。その点、ここまでわがやは本当に満足しています。
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by finzi | 2004-08-11 14:25 | 家作り
完全分離型二世帯住宅
 新居では、夫である僕の両親と同居することになるのですが、わがやは始めから玄関から別の完全分離型で考えていました。このことを特に主張していたのは母親でした。

 これは母親の長年の経験から自然とでてきたものだそうです。結婚した当初から夫の母親(僕の祖母ですね。わかるって)との同居が始まり40年弱にわたりずっと一緒だったわけです。祖母はとてもやさしい人だったのですが、それでも気苦労や行動の制約も多く、縛られることは多かったそうです。
 そんな経験から、僕の妻である”お嫁さん”には余計な苦労を掛けたくないという思いがとにかく強く、そこから完全分離型二世帯の主張が生まれたようです。
 
 子世帯側としても生活時間やスタイルの違いを考えても、同居型は厳しいと考えていて、ある意味安心したものでした。
 もちろん、すぐ隣にいるという安心感はお互いあるし、玄関は隣り合わせで、すぐに内扉がついていて、そこから行き来はできるようにしています。
 あとは、細かいルール作りですね。上記のような理由もあって分離型にしていることもあり、最低限の決まり事は考えようという話になっています。

 他人行儀にならず、さりとてプライバシーは尊重しつつ、同じ屋根の下に暮らすというのはなかなか難しいことかもしれません。

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 明日は上棟式。この週末はその準備にかけずり回っています。これもまた家作りの思い出になることでしょう。
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by finzi | 2004-08-08 00:58 | 家作り
ことのはじめ
 家作りは、実家を建て直して二世帯住宅にするということで、この事自体はかなり以前から漠然とは決まっていました。ただ、もう少し具体的に考えること、つまりどういう形でどういうところに家作りをお願いするのか、ということについては、一昨年の終わり頃から始まりました。

 家作りには色々な方法があると思いますが、代表的なものとしては

  1. ハウスメーカに依頼する

  2. 工務店に直接依頼する

  3. 建築家に依頼する


といったものが考えられます。

 それぞれにメリット、デメリットがあるわけですが、結論からいうと3番目の建築家との家作りを選択しました。
 その大きな理由としては、まずハウスメーカーの”商品”にあまり魅力を感じなかったということがあります。そもそも、家族構成・ライフスタイルから土地の条件・周囲の環境など千差万別なはずです。そこにある程度パッケージ化されたものを当てはめていくというアプローチがしっくりこなかったということです。
 もちろん、長い年月の経験と研究開発の成果、またマーケティングなどにより多くの人の声を吸い上げた結果としての”商品”は、おそらく満足度の高い仕上がりになるのだと思います。でも、そのような最大公約数的で、あらかじめ決められた枠の中ではなく、色々と自分たち仕様で考えていけるできる限りの幅を持っておきたかったのです。
 加えて、設計・監理と施工の分離による施工不良や手抜き等を防止したいということもあります。
 
 では、これらに対して建築家ならすべて望みどおりことは進むのでしょうか。

 正直なところ、このことに正解はないと思います。なぜなら、建築家(といってもとても幅広く、そもそも建築家という資格があるわけでもありません。ここでは個人住宅を主に手がける人をさします。)にもタイプはいろいろだからです。
 また、総じて時間を必要とします。ハウスメーカーも色々ですが、契約してプランができてから完成引渡しまで数ヶ月で済むケースもあるようです。(知り合いで、今年に入って契約してプラン作成し、わがやとほぼ同じ時期に地鎮祭を行った方の家は9月に完成するそうです。)
 従って、諸々の事情により時間優先で考える必要があるならば、基本的には建築家との家作りは向かないと考えた方がいいと思います。

 このあたり色々とありますが、一度に長々と書いてもなんなので、またおいおい、ということで連ねていこうと思います。

 わがやは来週上棟式です。
 
 
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by finzi | 2004-08-05 23:37 | 家作り
家作り
家作りの作業は、実は昨年から始まっていて、今は既に基礎工事の段階なのです。
経過としては半分以上来ていますが、とにかくつれづれなるままに、書き込んでみたいと思います。

もちろん家のことだけでなく。。
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by finzi | 2004-08-05 13:20 | 家作り
スカウター : 家作りその他つれづれなく
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