建築家との家作りはひとまず終了。このプロセスで思うことやら、住んでからの感想とか、まったく関係ないことまで、色々と連ねてみようかと。過去記事へのコメント/TB、お待ちしてます!
by finzi
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新しい仲間/椅子二点
東京では桜も開花したというのに、このブログではお正月で時が止まっていました。
しかし、もう3月も下旬です。はやいですね。

さて、表題の件。
実のところちょっと時間はたっているのですが、新しくわがやに仲間入りした椅子のご紹介です。
 
ひとつめは、主にキッチンで使うことを想定したもの。
ふたつめは、玄関で使うことを想定したもの。

ということで、まずひとつめです。
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アルヴァア・アアルトのartekハイスツールです。シューメーカーチェアーとも迷ったのですが、よりシンプルなイメージのartekにしました。わがやのリビングキッチンにも、違和感なくおさまりました。

さて、ふたつめはこちら。玄関で靴を履くときなどに使えるような椅子を探していたのですが、ちょっとカワイめのものが見つかりました。
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バーデンバーデンで出会った三本足の椅子です。動植物の生態をイメージしたというものだそうですが、脚の部分がなんだか愛嬌があって気に入っています。座面の生地はものすごい数のカラーサンプルから選ぶことができるので、逆に困りました。
実際のところ若干高さが高めでした。その意味では、親世帯の玄関には作り付けの腰掛けが用意されているのですが、あらかじめ設計に入っているというのはいいですね。
もちろん、所期の目的においては若干不便なところもありますが、この椅子そのものの魅力がありますので、満足です。

こういう新しいものがくると、文字通り彩りが加わって、楽しいですね。
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by finzi | 2009-03-22 21:16 | インテリア
LUとLU/Savignac
わがやのインテリアを飾るサヴィニャック(Raymond Savignac)はいくつかありますが、そのうち二つほどは既にこのブログの中でも紹介しています。

ひとつは《Pont de Normandie》(ノルマンディーの橋の開通式のポスター)です。橋によって両岸がつながることを握手する手で象徴したこのポスターは、虹色が目にも鮮やかな作品です。そういえば、この1月〜3月のクールで放送されていた「佐々木夫妻の仁義なき戦い」というドラマの中で、佐々木夫妻(=SMAPの稲垣吾郎と小雪)の部屋に飾ってありました。

もうひとつが、新築のお祝いとして友人夫妻からいただいた《Voyagez à moitié prix 》(フランス国鉄の半額キャンペーンポスター)です。

さて、タイトルにある「LU」ですが、フランスのビスケット会社です。この宣伝広告ポスターもサヴィニャックは手がけているのですが、そのうちのひとつがわがやにもあります。これは、やはり新築のお祝いとして妻の叔母からプレゼントされたものです。
ローラースケートをはいたサンタクロースが、カートの中にLUの商品を入れて走っている(滑っている?)というユーモラスな描写です。

で、今まで実際にLUのビスケットを手にする機会がなかったのですが、近所のスーパーで扱っているというチラシを見て、これは絶対手に入れなければ!ということで買ってきました。
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当たり前ですが、同じ「LU」の文字が並ぶとなんだか嬉しいですね。
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もうとっくに食べてしまって手元には残っていませんが。。

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by finzi | 2008-04-08 00:19 | アート
障子の張替え '08
本日は、たたみルームにある障子の張替えを行いました。

新築からまる三年以上経過しましたが、いままで一度も張替えはやってきませんでした。下の方は破けてしまっており、かなり恥ずかしい状態だったため、早々にとは思いながら、なかなか時間がとれずにきてしまいました。で、今回ようやく着手したわけです。

用意したものは、
・張替え用の障子紙
・刷毛
・タオル(水を染ませて障子紙をはがす際に使う)
・障子貼り用の糊
・テープ(仮止め用)
・定規
・カッター
っていう感じでしょうか。

まずは、古い障子をはがすわけですが、障子裏側桟ののりのはってある部分を刷毛や水を染ませたタオルなどで濡らして、しばらくした後(数分)にゆっくりはがしました。
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1枚目の障子をはがす際に、はじめは濡らす水の量を抑えめにしていたのですが、それだとしっかりと浸透せず、剥がすときに苦労しました。なので、水の量は結構多めが良いようです。2枚目はかなりあっさりとはがすことができ、かつ紙やのりが残る量も圧倒的に少なくてすみました。これは結構気持ちが良かったです。(※1)
このあと、桟とかに残った紙やのりをすべてきれいに拭き取り、陰干しで乾かしました。

障子紙のなくなった障子からは外がよく見えます(笑)。
b0007893_018562.jpg
その後、新しい障子紙を貼る工程に移ります。
まず障子の一番上に障子紙をテープで仮止めして、そこから全体に広げて曲がったりゆがんだりしていないかを確認し、いったん戻して桟に糊をつけていきました。この際も、はじめは量を加減して少なめにしてしまったのですが、こちらも結構多めで良かったようです(桟から少し糊がはみ出るぐらいでOK)。
しばらく乾かした後に、定規(※2)とカッターで余計な紙をカットして一応完成、という次第でした。

張替えた後は、やはり明るさが変わりました。全然違うものですね。やっぱり毎年ちゃんとやった方がいいのかな。まあ今回で何となくコツはつかめたので、次回はそれなりにスムーズにはできると思います。何事も経験ですね。

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ちなみに、左側は寸足らずのようですが・・買ってきた障子紙のサイズが足りずに間抜けなことになってしまいました。2枚分で3.6mというサイズのものだったのですが、実はわがやの障子は紙を貼る部分が2m以上あったので(窓が大きいため)このような事態になってしまいました。事前に寸法は測ったのですが、すっかり忘れてました。
なので、完成に至らずという状況です・・また来週。
あほだ。。。

(※1)このときとばかりに穴をあけたり破ったりすると、ストレス解消にはもってこいの感じもしますが、はがすときに苦労するようです。結局ストレスがたまることになりそうなので、ここは我慢のしどころです(笑)
(※2)定規のサイズは30cmのものを使いましたが、なるべく長い方がやりやすいと思います。

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by finzi | 2008-04-05 23:26 | インテリア
高崎へ/ウェグナーに座ろう
10月20日土曜日、群馬県は高崎市に行って参りました。先月告知のエントリーをした「ウェグナーに座ろう」展を見に行くためです。

前日からの雨も深夜のうちに止み、朝から気持ちのよい天気となりました。湘南新宿ラインに乗って一本。高崎までは家からおよそ2時間半の小旅行です。
会場となる高崎哲学堂は、西口をでて徒歩4、5分という近さ。高崎市美術館の裏手にありました。美術館の角を曲がると、少し先に見覚えのある旗がはためいています。デンマークの国旗です。
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一歩足を踏み込むと、そこには高崎哲学堂の建物、すなわちアントニン・レーモンド原設計である高崎の実業家・井上房一郎氏の旧宅がありました。それは静かに、しかし存在感を持って佇んでおり、思わず足を止めさせてしまう力がありました。

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ここが入場口になるのですが、いわずとしれたあの写真と同じ場所です。この場所にたっただけで、「気持ちがいい!」という言葉を発せずにはいられません。
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画像引用元:「ウェグナーに座ろう ブログ」
さて、ウェグナーです。とにかくたくさんの、そして色々な種類のウェグナーの椅子が集まりました。よくこれだけ集まったものですね。そして何より素晴らしいのが、それらのほとんど全てに実際に腰掛けることができるのです。こころゆくまで堪能することができます。

あるテーブルの上に禁止事項を示した×のついたマークがあったのですが、逆に×のないマークも並んでいました。眠そうなカオをしたものもあったのですがこれはもしやと思うと、昼寝OKマークでした。実際、何人もの人が眠り込んでしまったそうです。さすがに、当日は土曜日で人の出も多かったこともあり、一人でひとつの椅子を占有するのは申し訳なく、まして昼寝など気が引けてできませんでしたが。
あの部屋でそれができたら、どんなにか気持ちのよいことだったでしょう。

とにかく、哲学堂の建物とウェグナーがこれほどまでに自然に融合するとは。。
主催メンバーのひとりでもある、デンマークでご一緒したデザイナーの方にうかがっても、同じように驚きだったそうです。もともとウェグナーをはじめとする北欧の家具は、日本の家への親和性は高いと思いますが、今回の舞台とのあまりの相性の良さは、メンバーにとっても期待値を遥かに超えるものだったそうです。
まったく、なんの違和感も無く、はじめからそこにあったかのように。

どんな椅子がどれだけでているか、というのは「ウェグナーに座ろう ブログ」に詳しくでていますので、そちらをご覧ください。

さて、当日は建築家の中村好文さんの講演会もありました。会場は高崎市美術館と同じ建物にある公民館の講義室でしたが、非常に大勢の人が集まって盛況でした。こちらについては後日別にエントリーしたいと思いますが、中村さんのデザインに対する考え方に非常に共感を覚えたということと、爆笑の渦に巻き込まれてしまったとだけご報告しておきます(笑)。

ちなみに、会期初日には家具デザイナーの長大作さんの講演会もあり、そちらも大盛況だったそうです。特に聴衆の多くが非常に若い人たちが多かったというのが主催者側も驚きだったそうです。長さんのお話もうかがいたかったですね。
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建物のひさしの下は、カフェスペースとなっていて、そこにもたくさんのウェグナーが並んでいました。美味しいコーヒーとケーキもまた、このイベントの魅力の一つでしょう。
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カフェのためのキッチンも味わいがあります。今回のイベントのためにかなり頑張って整備しなおしたそうです。中ものぞいて見たかったです。ちなみに、画像だとわかりにくいですが、画面中央手前にある椅子は、ノエミ・レーモンドさんデザインの椅子なんだそうです。
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スタッフの方からは、「暗くなってからも別の趣があっていいですよ」といわれていたので、再度訪れてみました。昼間にもまして落ち着いた雰囲気が、ちょっと暗いくらい照明も相まって、ゆるやかに醸し出されていました。

これほどまでに、いろいろな角度から楽しめる、そしてゆったりとした気分にしてくれる場所は、そうはないでしょう。期間限定というのが本当にもったいないぐらいです。
会期はあと1週間ですが、ぜひ訪れる価値があると思います。

ウェグナーをはじめとする椅子が好きな人にも、レーモンドをはじめとする建築が好きな人にも、おいしいコーヒーが飲みたい人にも、ただまったりとしたい、あるいは癒されたいと思う人にも、どんな人にもおすすめできます。
ぜひ。

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by finzi | 2007-10-21 01:17 | インテリア
ウェグナーに座ろう/高崎哲学堂
昨日ぶりの更新です(苦笑)

今年天寿を全うされたデンマークの偉大なデザイナー、ハンス・J・ウェグナーさん。彼を偲び、リスペクトする催しが色々なところで催されています。その一つともいえると思いますが、彼の椅子を集めて実際に座ることを通して、座ることの楽しさを創り出したウェグナーの世界を感じようという企画展が、高崎で開かれます。

b0007893_22442236.gifこの企画展は、昨年のデンマーク家具研修旅行でご一緒した、高崎在住で主にプロダクトデザインを中心に活動されているデザイナーの方から教えていただきました。
それが、「ウェグナーに座ろう」です。

今回の企画展は、高崎デザイナーズアクトというグループが主催しています。
このグループは、群馬県高崎市近辺を中心に活動されている、いろいろなデザイナーの方々有志の集まりだそうで、前述の方も参加されています。その活動の具現化の第一弾が、この「ウェグナーに座ろう」ということだそうです。

出展される椅子の多くは、個人で実際にお持ちになっているものなんだそうです。所有者のそれぞれの思いが詰まった椅子たちに、実際に座らせていただけるというのもいいですね。
また、期間中のイベントとして、デザイナーの長大作さんと建築家の中村好文さんの講演会も予定されているそうです。

長さんは昨年、世田谷美術館で開かれた「クリエイターズ」で実際にお会いしてお話をうかがう幸運に恵まれた(たまたま隣にいただけですが・・・)ということもありました。またお話を伺う機会が持てるとなれば、可能ならばぜひ参加したいところです。(長さんは自らも所有されているウェグナーの名作、「The Chair」を出品されるそうです。)
中村さんも、わがやを設計してくれた事務所の担当スタッフが教えを受けたこともあるそうで、こちらもぜひ伺いたいですね。

さて、ウェグナーの椅子がテーマの今回の企画展ですが、もう一つ見逃せないポイントがあります。それは、この企画展の会場である「高崎哲学堂」です。
ここは高崎の実業家であり群馬交響楽団の創設に関わるなど芸術・文化活動も積極的に行った、井上房一郎氏の旧宅です。そして特筆すべきは、ここが建築家アントニン・レーモンドの麻布笄町にあった自邸を模して建てられたものだということ。井上氏が実際にレーモンド邸を訪れて、その素晴らしさに感激し、彼の許しを得て自邸として建築した、といういわれがあるそうです。
その後、レーモンドは群馬交響楽団の本拠となる群馬音楽センターの設計を行い、それは彼の代表作の一つとして、今も現役です。

麻布笄町の家は現存していないこともあり、レーモンドの建築を知る術としても、非常に重要な位置づけの建てものであるといえるでしょう。

レーモンドの住まい(と同じもの)にウェグナーの椅子とは、なんて素晴らしく、素敵なコラボレーションなんでしょう。

開催期間は2007年10月6日(土)〜28日(日)までです。
決して近いとはいえませんが、わざわざ足を運ぶ価値は多いにありそうです。


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by finzi | 2007-09-24 23:31 | インテリア
さよならHans.J.Wegner/デンマークデザインの巨匠
ハンス・J・ウェグナー(Hans.J.Wegner)
言わずと知れた北欧のデザインの巨匠。

去る1月26日、お亡くなりになったそうです。享年92歳。
まさに大往生といえるでしょう。

デンマーク大使館商務部の山中さんが発行されているメルマガ「日本人に役立つデンマーク情報」で知りました。

我が家でもウェグナーの椅子を愛用しています。
いわゆるY-chairとCH-36という二種類。

実は昨年のデンマーク旅行は、デンマーク大使館山中さん主催(!?)の家具研修旅行に参加したのです。(そういえばブログ全然更新せずに放置でしたね〜)
で、その旅の中でY-chairなどを作っているカール・ハンセンの本社工場にも行き、実際の製作工程を目にすることができました。
自分が普段使っている椅子もああやって作られたのだなと思うと、感慨もひとしおだったのですが、そこはウェグナーの思いが詰まった場所でもあるのかなと思いました。

そういったことからも、さらに身近に感じる存在となっていたのですが、加えていえば21世紀の初日に亡くなった自分の祖母と、生まれ年が同じということからも妙な親近感を持っていました。

メルマガの中でも取り上げられていましたが、現地の新聞「The Copenhagen Post」の2月2日の記事で、ウェグナーのことが記事になっていたようです。

その中では、彼の生い立ちから偉大な家具デザイナーになるまでのことが記されています。
しかし、印象的なのは、彼の作品が今や高級品のように扱われていることに対して、それがとても不本意なことであるという話でした。

「That was never the intention. I specifically emphasised that the chairs should be affordable for all types of people.」
〜それは決して意図したことではなく、椅子は誰にでも手頃なものであるべきということ。。。

という感じでしょうか。

芸術作品ではなく日常のシーンにおいて見た目としてのデザインはもちろんのこと、使い勝手にすぐれ扱いやすく、長持ちし、普通に使うことができるもの。
これが彼の目指したものなんだろうと思います。

飛躍的かもしれませんが、柳宗悦らの民藝運動における「用の美」に通じるものがあるような気もします。

「A chair is only finished when someone sits in it.」
〜椅子は最後に誰かが座って完成する。。

良いデザインをありがとう!そして、お休みなさい。


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by finzi | 2007-02-20 01:15 | インテリア
デンマークへ
連休後半の5日から13日土曜日まで、デンマークへ行ってきました。

期間中、すべてが完璧な天気に恵まれました。行く数日前まで気温10度を割る寒さだったものが、直前から毎日20度を越す日々。晴天続きで、デンマーク人をしてこの時期ここまでこんな天気が続いたことはかつてなかった、といわしめる素晴らしい気候でした。
東京などずっと天候が不順だったそうですね。実際帰国した土曜日も雨で寒く、コペンハーゲンと真逆で驚きました。

まだ、いろいろな意味で頭が整理できていないので、ぼちぼちと振り返ってみたいと思います。
とりあえず何点かの写真を。。

b0007893_2227406.jpgホテルから撮った首都コペンハーゲンの中心部方面です。
写真左側の尖塔部分が市庁舎です。その前の(写真では奥の)市庁舎前広場から始まり、約1.2km続く歩行者天国がストロイエです。
ストロイエは世界的に有名な歩行者天国で、数多くのお店が軒を連ねています。

b0007893_22375545.jpgNyHavn(ニューハウン)です。
観光客に人気の古い船着き場で、運河沿いにレストランやカフェが立ち並び、人の数のものすごさに圧倒されます。ストロイエはこのニューハウンの手前の広場、KongensNyTorv(コンゲンス・ニュートー)まで続いています。

b0007893_22313073.jpgオーフス市の市庁舎尖塔からの眺めです。
デンマークは大きく分けて、コペンハーゲンの位置するシェラン島、アンデルセンの生地オーデンセのあるフュン島、そしてドイツとつながるユトランド半島の3つに分けられます。オーフスはユトランド半島にあるコペンハーゲンに次ぐデンマーク第二の都市です。この市庁舎はかの、アルネ・ヤコブセンが設計したことで知られています。

b0007893_23145649.jpgコペンハーゲンに戻って、Kongens NyTorvに面するCharlottenborg Slot(シャルロッテンボー宮殿)の前に立つ看板です。
シャルロッテンボー宮殿は、現在Royal Academy of Artとなっていて、現代アートなどのイベントが開かれています。看板は現在開かれているフィンランドの彫刻家展の看板で、色遣いが印象的だったので撮ってみました。


ということで、脈絡も無くアップしてみましたが、しばらくかけてゆっくりと整理しつつ行きたいと思います。

明るく、優しく、そしてとても親切なデンマークの人々に感謝。
結論めいたことを言ってしまえば、とにかく素晴らしかった!
それに尽きます。

ではまた。
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by finzi | 2006-05-14 23:30 | 旅行
モルバン/奇跡の出会い
HERVE MORVAN(モルバン)は、サヴィニャックと同時代にポスター画家として活躍した人です。彼の描く絵は、サヴィニャックと相通ずるものがありつつも、独自の世界の中にあります。サヴィニャックよりもさらに柔らかい感じ、でしょうか。彼の描く子どもの表情は本当にかわいいです。

サヴィニャックが描くポスターが駅に張り出されているとき、モルバンの描くポスターが街を行くバスの車体にある。そんな風景を、一度でいいから生でみたいと思うのでは、僕らだけではないはず。。。

さて、そのモルバンの作品の中に、たばこのGITANESの広告があります。これは1961年にマルティーニ賞という広告業界の賞を受賞したものだそうです。
実のところ、われわれ夫婦はたばこが大嫌いなのですが、今や歴史の一部となったポスター広告は別。このモルバンのGITANESは、多分フラメンコのダンサーだと思うのですが、その服がたばこでできているのです。とにかくそのアイディアの秀逸さに惹かれてしまいました。
それがこれ。
b0007893_23575874.jpgちょっと前から気にはなっていたのですが、代官山の木屋ギャラリーを訪れたその日は31日までのセール初日(実は大雪の日)でした。そして、このGITANESもセール対象となっていたこともあり、ついに購入してしまいました。

モルバンはサヴィニャックよりも10年後の1917年に生まれました。しかし、亡くなるのは圧倒的に早く、1980年に63歳という年齢でこの世を去ってしまいます。
サヴィニャックおじさんほどまでとはいわなくても、もう少し長生きして現役でいてくれたら、さらにいろいろな作品を目にすることができたかもしれないと思うと、ちょっと残念です。

さて、表題にもある奇跡の話にそろそろ。。

サヴィニャックにはパリのフォルネイ図書館が発刊する作品集があり、これはサヴィニャック好きならお持ち、あるいは少なくとも一度は目を通したことがあるでしょう。以前のエントリーでも触れていますが、まさにバイブルです。
そして、モルバンにも同様の作品集が存在します。
それが「HERVE MORVAN AFFICHISTE」です。
1997年にフォルネイ図書館で開かれたモルバン展の際に制作されたものだそうで、その表紙を飾っているのが、先のGITANESの広告作品なのです。
とにかく、モルバン好きにはサヴィニャックのそれ同様バイブルと呼べるものなのですが、実はこれ、既に絶版となってしまっているのです。木屋ギャラリーに行くたびに見せてもらっていたのですが、とにかく手に入れることが非常に難しい代物だったのです。

木屋ギャラリーのスタッフの方にうかがっても、良くお客さんから問い合わせを受けることはあるけれど、どこにも在庫もないし、あてもなくて。。という話。
なので、出版元にファンレターのような手紙を送ってみましょうかなどと、冗談半分で話をしていたくらいでした。もちろん、インターネットのサイトで検索をかけたりしていましたが、国内外問わず紹介のページはでてきても「sold out」とか「Sorry...we did not find this book for sale at any of our member stores.」といったように寂しい結果ばかりがでてくるという状況だったのでした。

こうなったら、古書店とかも含めて地道に探してまわるしかないかな、と半ばあきらめていました。

そのような日々の中、二子玉川の玉川高島屋ショッピングセンターに行きました。色々な雑貨屋さんやインテリアショップなどを見てまわって、そろそろお腹も空いたし閉店の9時にも近づいているのでご飯食べに出ようかなどと話をしていた時、ある雑貨やステーショナリーを扱うショップが目に入りました。それがetranger di costarica(エトランジェ・ディ・コスタリカ)でした。b0007893_23591654.gif
ここのオリジナルのノートなどはいつも愛用していますし、恵比寿三越のお店などは良く行っていたのですが、二子玉川は初めてでした。
ここには、前述のモルバンのGITANESやサヴィニャックのオリジナルポスターなどがあり、また出会えるとは奇遇だな、なんて言っていたのですが、そんな出会いなど比ではない巡り合わせがここにありました。

そう、「HERVE MORVAN AFFICHISTE」の新品が1冊、サヴィニャックのそれと並んでディスプレイされているではありませんか!!!!

正直、目を疑いました。サヴィニャックのは自由に見られるようになっていましたが、モルバンのはカバーがかけられていたこともあり、もしや非売品なのではと思いすかさず手にとり確かめると、しっかりと値段が書かれている!

っていうことは買えるのかこれは。。買っていいのか?手にはいっちゃうのですか。。いいの?本当にいいの?夢じゃないよね。。

とにかくありえない出会いだなどとちょっと興奮していると店員さんが寄ってきました。他にお客さんがいなかったので良かったですが、端から見たらちょっと恥ずかしい二人組だったかもしれません。
話を聞くと、実は数年前に入ってきていたそうですが、ずっとしまわれたままで、最近になってスペースが空いたのでサヴィニャックと並べてディスプレイするようになったとのことでした。
やはり、サヴィニャックの本は結構出るらしいですが、こちらはそのまま。しかし、そのお陰でわれわれは出会うことができたわけで、これを奇跡と言わずして何と言うという感じでした。

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なんだか長々とだらだらと書き込んでしまいましたが、少なくとも自分たちにとってはまさに運命的な出会いで、今でも興奮気味なのです。いい年してという感じですが(苦笑)
でも、これは絶対家宝にしますよ。
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by finzi | 2006-01-31 00:35 | アート
新築のお祝いとして/Savignac
新築のお祝いということで、友人夫妻が素敵なプレゼントを持ってわがやに遊びにきてくれました。
それが、このフランス国鉄の半額キャンペーンポスターです。
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この友人は、以前の記事でも記したように、現在わがやの玄関を飾っているSavignacのポスターを購入したときに、ほぼ同じタイミングで同じものを購入していた、という因縁のある人たちです。
彼ら夫妻からは、ずっと以前から新築のお祝いに何かプレゼントさせて欲しいというオファーをいただいていました。それでいろんな案を提示してもらっていたのですが、ひとつにはそもそもお祝いなんて申し訳ない、という気持ちもあり、またいざ決めようと思ってもなかなか決めかねていて(基本的に優柔不断なので・・・)ずるずると延びていたのでした。

以前の記事でもあるように、同じタイミングで同じものを買っていたという事実が発覚したのも、新築お祝いとしてSavignacはどうでしょう、なんて打診があったところからわかったことなのですが、当時は新しく購入したばかりということもあり、他のものの方がいいかな、と思ってペンディングにしていました。

しかし、最近になってあらためて木屋ギャラリーに行った際、このポスターを見て、ふたたびムラムラ(表現へん?)ときてしまい、そうだやっぱりこれにしてもらおうとお願いした、というのがことの次第なわけです。

でも、やっぱり良かった!!
とりあえず今は寝室のチェストの上に置いています。夜寝る前、朝起きた時、いつも拝んで悦に入ってます。

この場を借りて、あらためてお礼を申し上げます。
素敵なプレゼント、本当にありがとう!!
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by finzi | 2005-12-06 21:15 | アート
Savignacポスター額装
b0007893_032011.jpg玄関です。

もともとここには絵を飾ることを考えていたので、はじめからピクチャーレールをつけておいてくれたのでした。
いままでずっとそのままだったのですが、ようやく飾るにふさわしい自分たちの気に入ったものが手に入りました。

それがレイモン・サヴィニャックのポスターです。日本でも人気のこのフランスのポスター描きは、非常にたくさんの作品を残しています。今回のものは、その中でも比較的新しい(つまり晩年に近い)1995年の作品で、ノルマンディー地方にできた新しい橋の開通式のポスターだそうです。ギャラリーにはたくさんのポスターがあったのですが、その中でも特に色が鮮やかできれいなこの作品を選びました。このポスターの向かい側に親世帯玄関との仕切り扉があるのですが、ここに使っている水色が虹(橋)に使われている水色とほとんど同じ感じで、とてもぴったりでした。

その昔、彼の描いた作品が、駅や工事中のビルの覆いや、その他いたるところに張り出されていたわけですよね。その当時の様子をこの目で見たかったです。うらやましい限り・・・。

サヴィニャックについては、大阪のサントリーミュージアムで現在展覧会が開かれていますね。また、今月号の芸術新潮でも特集されています。

全然関係ありませんが、このポスターを購入したとき、ほぼ同じタイミングで友人夫婦がまったく同じものを購入していたそうです。その友人夫婦が、わがやの新築祝いにサヴィニャックのポスターはいかがでしょう、なんて打診をしてきたので、実はちょうど買ったばかりなんだ、ということでこのポスターの話をしたら、向こうも同じもの買ったなんて話になって・・・ほんとにびっくりでした。ついでに、買ったところが彼らは代官山の木屋ギャラリーで、われわれはその恵比寿三越のショップだったという。。何から何まで偶然づくしで、ほんとこんなことがあるんですね。

残念ながら、木屋ギャラリーの恵比寿三越店は8月閉店してしまいました。のぞきやすかったので良かったんですけどね。

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by finzi | 2005-06-15 00:29 | アート
スカウター : 家作りその他つれづれなく
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