建築家との家作りはひとまず終了。このプロセスで思うことやら、住んでからの感想とか、まったく関係ないことまで、色々と連ねてみようかと。過去記事へのコメント/TB、お待ちしてます!
by finzi
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明けましておめでとうございます/2012年
明けましておめでとうございます。

昨年は、公私ともにいろんなことがありました。
今年もいろんな意味で休まるときはないように思いますが、しっかりと進みたいと思います。

ブログについては、昨年のお正月に記録の役割に徹すると宣言はしたものの、その役割すら機能していないような気もしますが、まあそれはそれで道なりに行きたいと思います。

過去のお正月エントリー
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年

元旦の日のわがや。はやいもので8回目のお正月でした。
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お正月飾り。
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ということで今年もよろしくお願いいたします。
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by finzi | 2012-01-03 11:24 | つれづれなく
NO MAN'S LAND/旧フランス大使館
13日の土曜日、雪まじりの雨が降る中、広尾にあるフランス大使館に行ってきました。
表題にある、「NO MAN'S LANDー創造と破壊@フランス大使館」というイベントに足を運ぶためです。
フランス大使館は1957年に設計された旧庁舎から、隣に新しく建築された新庁舎へ昨年11月に移転したそうですが、この旧庁舎そのものをキャンバスとしてそのものをアートにしてしまうというのが今回の試みだそうです。日本やフランスを中心に各方面で活躍する名だたるアーティスト、あるいはこれから羽ばたこうという若手などが参加しています。彼らの多種多様な作品が、もとは各部門の執務室であったり、ビザなどの発給を行うような窓口の部屋だったり、大使の部屋だったり、あるいは廊下や階段といったありとあらゆる場所を使って表現されていました。

それらの作品そのものについては、既にやまほどブログなどを通して色々な人が発信しているので、それはそちらにお任せするとして、個人的には大使館という建てものそのものに非常に興味がありました。

日本国内とはいえそこは一歩踏み入れれば法的な意味も含めてその国そのものなわけです。以前、デンマーク大使館スウェーデン大使館などの中には足を踏み入れたことがありますが、やはりそれぞれの国の雰囲気は十分に感じることができました。今回は実際には既に稼働していない場所であり、アート作品の色に染まっている部分はあるゆえに、直接的な空気を感じることは無論難しいものでした。しかしながら、つい先日までは実際に大使館として機能していたということを想像しながら歩き回ってみると、なんとなくですがやはりここは外国だったんだな、と感じさせる雰囲気はありました。それは設備として残る日本とは形の違うコンセントがあったり、ところどころに残るフランス語の表記だったりというぐらいではありましたが。

このイベントは非常に人気が高く、雪も混じる寒い中でも多くのギャラリーが集まっていました。あまりの人気ぶりに当初は1月一杯だった会期を2月18日まで延長したのだそうです。
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時代を感じさせるウエスティングハウス社製のエアコン。これって最後までずっと使っていたものなんでしょうね。すごい。写真がちょっとぼけているのが残念ですが、実はこれが個人的には一番のアート作品だったんじゃないかと(すみません)印象に残るものでした。
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このイベントが終わった後はマンションになってしまうそうです。なんか無粋な感じですが・・
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by finzi | 2010-02-14 23:46 | アート
「建築の記憶」−写真と建築の近現代/東京都庭園美術館
土曜日、白金の庭園美術館に行ってきました。
現在開催中の展覧会は↓これです。
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「建てられた地から動かすことのできない建築は、実際にそこを訪れない限り見ることはできません。また、様々な理由により形を変えられてしまったり、時代の変化とともに失われてしまうこともあります。したがってわたしたちの建築体験の多くは写真によるものなのです。(中略)本展は、近現代の日本の建築を、同時代の写真家がどのようにとらえたかを辿りながら、建築史と写真史の接点を概観する試みです。(後略)」ちょっと長いですが、展覧会のリーフレットから引用してみました。

そこに指摘されているように、私たちはほとんどの建築を写真やテレビなどのメディアを通して目にしています。
たとえば歴史的な建築物が自分の住む都内にあるといっても、すべてを実際に見に行くことができるわけではありません。国内はもとより世界各地に散らばる名だたる建築物はいわずもがなです。あるいは、既に実物を見たくても絶対にみられないもの、すなわち現存しないものもたくさんあります。
でも、そういったものの多くを私たちは知っています。なぜなら写真で見ることができるものが多いからです。
しかし、その場合にも、あくまでも被写体である建築物そのものへの関心はあっても、ことさらそれが「写真」であることを意識しません。

今回の展覧会は、ある意味では当たり前のようですが、建築の歴史をたどるというのは、すなわち写真の歴史をたどることにも重なるという(少なくとも自分にとっては)新しい視点を提供してくれる非常に興味深いテーマ設定だと感じました。

日本で初めて建築物を対象とする写真を残したのは、薩摩のお殿様だったそうですね。その写真はさすがに見にくいものでしたが、確かに別の角度から見れば、日本における写真の歴史の始まりにも重なるものだといえるのでしょう。
また、明治初期に写された熊本城の様子はとても鮮明で、朽ちている様子など、とても生々しいものでした。1

これらは文字どおり「歴史的」なものですが、それ以外にも成果物としての建築そのものだけではなく、設計途中の模型の写真であったり、建築作業の過程を撮ったものであったりというものも数多くありました。
このように建築にとっても写真にとっても歴史的な意義のある「記録」であり「作品」が多く並べられていて見応えもたっぷりでした。

展覧会は3月末まで開かれています。「リピーター割引」というのがあって、半券を提示すれば2回目以降は団体料金になります。また、ユニークなものとして「ドレスコード割引」ということで、建築物や町並みの模様などが入った服装で来館すると団体料金になるのだそうです。

記念講演会なども予定されているようなので、また行ってみたいと思います。

1)ちなみに今回の展示とは直接関係ありませんが、熊本城は今年が築城400年なのだそうですね。

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by finzi | 2008-02-03 18:37 | アート
明けましておめでとうございます/2008年
新年明けましておめでとうございます。

2008年です。

毎年、人の輪の広がりは大きくなっています。昨年はちょっとばかり新しいことを始めたこともあり、特にそれが顕著でした。そういった意味では非常に充実した一年だったと思います。
一方で、今ひとつ抜けきらないと感じる一年でもありました。

昨年の年初のあいさつでは、「計画性を持つこと」と「時間を有効に活用する」というキーワードを掲げていました。
今、こうして一年を振り返ってみると、それらがまったくの看板倒れに終わっていることを痛感します。相変わらず、先送り体質から抜け出せていません。

今年2008年こそは、これらのキーワードを実践して行きたいと思います。
頑張ります。


さて、2008年元旦のわがやのスナップです。
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例年玄関のお正月飾りは、妻が実家のそばのお花屋さんでセレクトしてくるのですが、今年も立体的な造形の飾りが手に入りました。ちなみに、昨年一昨年にわがやの玄関を飾った飾り物は、妻の実家にわたって、義母がそれらのパーツを抜き出して新たに飾り物を作り出しました。写真にはとってこなかったのですが、美大出だけあってセンスよく組み合わせてよい仕上がりになっていました。

やまぼうしの今、です。
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garaika邸ではまだ葉が落ちきっていないようですが、わがやは完全に裸です。
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親世帯側の庭には以前からはにわさんがいますが、今玄関の前にはうさぎさんがいます。


更新しないブログですが、続けては行きますので、今年もどうぞよろしくお願いします。


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by finzi | 2008-01-02 01:14 | つれづれなく
高崎へ/ウェグナーに座ろう
10月20日土曜日、群馬県は高崎市に行って参りました。先月告知のエントリーをした「ウェグナーに座ろう」展を見に行くためです。

前日からの雨も深夜のうちに止み、朝から気持ちのよい天気となりました。湘南新宿ラインに乗って一本。高崎までは家からおよそ2時間半の小旅行です。
会場となる高崎哲学堂は、西口をでて徒歩4、5分という近さ。高崎市美術館の裏手にありました。美術館の角を曲がると、少し先に見覚えのある旗がはためいています。デンマークの国旗です。
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一歩足を踏み込むと、そこには高崎哲学堂の建物、すなわちアントニン・レーモンド原設計である高崎の実業家・井上房一郎氏の旧宅がありました。それは静かに、しかし存在感を持って佇んでおり、思わず足を止めさせてしまう力がありました。

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ここが入場口になるのですが、いわずとしれたあの写真と同じ場所です。この場所にたっただけで、「気持ちがいい!」という言葉を発せずにはいられません。
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画像引用元:「ウェグナーに座ろう ブログ」
さて、ウェグナーです。とにかくたくさんの、そして色々な種類のウェグナーの椅子が集まりました。よくこれだけ集まったものですね。そして何より素晴らしいのが、それらのほとんど全てに実際に腰掛けることができるのです。こころゆくまで堪能することができます。

あるテーブルの上に禁止事項を示した×のついたマークがあったのですが、逆に×のないマークも並んでいました。眠そうなカオをしたものもあったのですがこれはもしやと思うと、昼寝OKマークでした。実際、何人もの人が眠り込んでしまったそうです。さすがに、当日は土曜日で人の出も多かったこともあり、一人でひとつの椅子を占有するのは申し訳なく、まして昼寝など気が引けてできませんでしたが。
あの部屋でそれができたら、どんなにか気持ちのよいことだったでしょう。

とにかく、哲学堂の建物とウェグナーがこれほどまでに自然に融合するとは。。
主催メンバーのひとりでもある、デンマークでご一緒したデザイナーの方にうかがっても、同じように驚きだったそうです。もともとウェグナーをはじめとする北欧の家具は、日本の家への親和性は高いと思いますが、今回の舞台とのあまりの相性の良さは、メンバーにとっても期待値を遥かに超えるものだったそうです。
まったく、なんの違和感も無く、はじめからそこにあったかのように。

どんな椅子がどれだけでているか、というのは「ウェグナーに座ろう ブログ」に詳しくでていますので、そちらをご覧ください。

さて、当日は建築家の中村好文さんの講演会もありました。会場は高崎市美術館と同じ建物にある公民館の講義室でしたが、非常に大勢の人が集まって盛況でした。こちらについては後日別にエントリーしたいと思いますが、中村さんのデザインに対する考え方に非常に共感を覚えたということと、爆笑の渦に巻き込まれてしまったとだけご報告しておきます(笑)。

ちなみに、会期初日には家具デザイナーの長大作さんの講演会もあり、そちらも大盛況だったそうです。特に聴衆の多くが非常に若い人たちが多かったというのが主催者側も驚きだったそうです。長さんのお話もうかがいたかったですね。
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建物のひさしの下は、カフェスペースとなっていて、そこにもたくさんのウェグナーが並んでいました。美味しいコーヒーとケーキもまた、このイベントの魅力の一つでしょう。
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カフェのためのキッチンも味わいがあります。今回のイベントのためにかなり頑張って整備しなおしたそうです。中ものぞいて見たかったです。ちなみに、画像だとわかりにくいですが、画面中央手前にある椅子は、ノエミ・レーモンドさんデザインの椅子なんだそうです。
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スタッフの方からは、「暗くなってからも別の趣があっていいですよ」といわれていたので、再度訪れてみました。昼間にもまして落ち着いた雰囲気が、ちょっと暗いくらい照明も相まって、ゆるやかに醸し出されていました。

これほどまでに、いろいろな角度から楽しめる、そしてゆったりとした気分にしてくれる場所は、そうはないでしょう。期間限定というのが本当にもったいないぐらいです。
会期はあと1週間ですが、ぜひ訪れる価値があると思います。

ウェグナーをはじめとする椅子が好きな人にも、レーモンドをはじめとする建築が好きな人にも、おいしいコーヒーが飲みたい人にも、ただまったりとしたい、あるいは癒されたいと思う人にも、どんな人にもおすすめできます。
ぜひ。

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by finzi | 2007-10-21 01:17 | インテリア
アントニン&ノエミ・レーモンド/神奈川県立近代美術館鎌倉
b0007893_23171821.jpg過日エントリーをしていた「建築と暮らしの手作りモダン アントニン&ノエミ・レーモンド」展のために、この日曜日に鎌倉にある神奈川県立近代美術館を訪れました。
さわやかな気候で、ちょっと遠出をするのにふさわしい日でしたが、その分鎌倉の街は人であふれかえっていました。

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鎌倉駅から徒歩10分程、鶴岡八幡宮の境内に目指す美術館はあります。坂倉準三さん設計による建物は、平家池のほとりに落ち着いた佇まいを見せていました。

展覧会は、予想にたがわぬ充実した内容でした。

過日のエントリーでも参照した2007年9月24日の日経新聞の記事にもあったように、「人間としてのレーモンド」「国境を越えた人間どうしの触れ合い」といったテーマにかなったものになっていたと思います。アントニンとノエミの二人が二人三脚のように歩み続けた歴史が良く分かりました。
一方、同じ記事の中で「設計図や模型が並ぶ建築展ではなく」という記述もあったので、そういったものがほとんどないのかと思っていたのですが、やはりそんなことはありませんでした。これは予想が外れました。
むしろ、ノエミさんが描いた透視図や吉村順三さんの手による平面図や透視図などの図面類が充実していたことで、単に図面が並んでいるだけのものではない、という意味で普通の建築展とは違っていたのかもしれません。
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画像引用元:港区立図書館「港区ゆかりの人物データベース」

時代を追って色々な作品が並んでいるわけですが、麻布笄町以前にあった霊南坂の自邸には驚きました。内外装ともに打ち放しの鉄筋コンクリート造という建物ですが、これが大正末〜昭和初めに建てられたものであるというのです。全体としてきわめて幾何学的でモダンな印象ですが、3畳と4畳半のたたみ部屋があり、建物が囲む庭は松の木も植えられた日本風でもあり、それらが違和感無く同居していると感じました。

しかしなんといっても、過日のエントリーでも余談として触れた、「聖アンセルモ目黒教会」ですね。本当にかっこいい!いまは亡きわが母校(教会はちゃんとあります!)。誇りです。図録にもカバー裏の折り返し部分にアンセルモの写真が使われていました。ここに小さな子どもが写っているのですが、幼稚園の園児ですね。いつ頃の写真かはわかりませんが、制服姿が懐かしいです。

そういえば、1976年にアントニン・レーモンドが亡くなった際、ここ聖アンセルモ教会で追悼式が営まれたと年表にありました。まさにこのとき、ここの幼稚園に通っておりました。もちろん、そんな大きなイベントがあったなどということは覚えてもいませんが。。

展示の最後は、レーモンドの教え子であった前川國男さん、吉村順三さん、ジョージ・ナカシマさん、そして増沢洵さんの4人の作品が展示されてました。彼らとの結びつきがあってのレーモンドという意味で、最後の締めにふさわしいものだったと思います。

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神奈川県立近代美術館鎌倉館は、設計の坂倉さんがコルビュジエの弟子であり友人であったということも大いに感じさせる建物だと思います。ピロティと大谷石が支える2階建ての建物は、軽快ですが決して軽薄ではなく、モダニズム建築の世界的な代表例というにふさわしい風格を備えています。
残念ながら、第三展示室が耐震上問題があるということで閉鎖されていました。よい解決策が見つかると良いのですが。


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by finzi | 2007-10-09 00:23 | アート
アントニン&ノエミ・レーモンド/鎌倉
またまた告知系(もう始まっていますが)です。

先日、「ウェグナーに座ろう」という企画展が、アントニン・レーモンドの旧宅を模した高崎哲学堂で開かれるという記事をエントリーしました。

そのレーモンドですが、現在神奈川県立近代美術館鎌倉館で、「建築と暮らしの手作りモダン アントニン&ノエミ・レーモンド」展が開催されています。

レーモンドは、先日のエントリでも記述した「群馬音楽センター」の他にも「南山大学」他数々の建築を造った他に、前川國男さん吉村順三さんといった名だたる建築家を育てたことでも知られる存在です。

しかしながら、今回の企画展の特徴は、単にレーモンドの建築作品を中心としたものではなく、フランス出身のデザイナーである妻ノエミとともに歩み、欧米と日本の架け橋であり続けた夫妻の足跡をたどる、というものなのだそうです。

9月24日(月)の日本経済新聞36面(文化欄)に、「建築家が東西に架けた橋」と題して、今回の展覧会に携わった研究者である、中原まりさんの文章が掲載されています。
その中では、「設計図や模型が並ぶ建築展ではなく、人間としてのレーモンドを紹介したい」という思いがあることが記されています。弟子である吉村氏らとの交流など、「国境を超えた人間同士の触れ合いと交流から生まれた豊な芸術がレーモンド夫妻の仕事だったのである。」という締めの文章が、この展覧会の意味付けを示しているのだと思います。

そういえば、神奈川県立近代美術館の鎌倉館は坂倉準三さんの設計によるもの。色んな面でも見応えのありそうなこの展覧会は、10月21日(日)まで開催されています。これもまた是非足を運びたいところです。

以下余談です。
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by finzi | 2007-09-26 23:15 | アート
旧帝国図書館建築100周年記念展示会/国際子ども図書館
今回は、先日エントリーした「北欧からのおくりもの」国際子ども図書館に続いて、同時に開催されている「旧帝国図書館建築100周年記念展示会」のエントリーです。

国立国会図書館国際子ども図書館は、明治39年(1906年)に開館した旧帝国図書館の建てものに、平成に入ってからガラス部分の増築や復元・保存、建物の免震化などの工事を施して、現在の形になったそうです。今年は建築から100周年という節目ということで、記念の展示会が催されています。

展示スペースとしては決して大きなものではありませんが、歴史的な写真や当時の図面などが詳しい解説とともに展示されていて見応え読み応えがありました。図書館が計画され、建築され、その後拡張して行き、しかし資金面や戦争の影響などで思うように計画通り進まなかった様子など、詳しく紹介されていました。また平成の工事の具体的な計画や作業内容などの展示もあり、色々な面から楽しめました。
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正面ファサードとしては、入り口のところがガラスベースで増築されていますが、全体としては古い建物の趣が強く感じられます。

b0007893_22104588.jpg一方、反対側から見ると、ほぼ全面的にガラス部分で覆われる形となっていて、一見すると(光の反射具合にもよりますが)まったく新しい建物のように見えますが、よく見ると古い建物部分を覆う形になっているのが見て取れます。

b0007893_22112857.jpgガラス増築部分の廊下です。右側が旧建物ですが、ゆったりとしたフローリングの廊下がとても落ち着いた雰囲気を醸し出していて、新旧が違和感無く併存しています。

b0007893_22115512.jpg明治39年建築当時の窓です。白い木枠がガラスを通して入る光によって、より白く輝いているように見えました。とても100年経たものには見えません。美しい。

なんだかとてもゆったりとした時間が流れる場所のように感じました。
1階にあるカフェも、お手頃価格でゆったりできるので結構オススメです。上野公園も人が一杯ですが、ここまで奥にくるととても静かですし、ただぼーっとするだけでもいいかもしれません。

100周年記念展示会は、ここ国際子ども図書館では今年の12月17日まで(その後は国立国会図書館でも開催)開催されていますので、ぜひ。

「旧帝国図書館建築100周年記念サイト」

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by finzi | 2006-10-09 22:33 | アート
スカウター : 家作りその他つれづれなく
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